Man Who Ate Indochinese Tiger Jailed for 12 Years
A Chinese man was sentenced to 12 years in prison for killing and eating an endangered wild Indochinese tiger in southwestern China’s Yunnan Province.
■チェック
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・Indochinese tiger インドシナトラ
・be sentenced to ~ ~の判決を言い渡される
・endangered 絶滅の危機にひんしている
・Yunnan Province (中国)雲南省
■対訳
「インドシナトラを食べた男性、懲役12年」
中国南西部の雲南省で、絶滅の危機に瀕している野生のインドシナトラを殺して食べたとして、中国人男性が懲役12年の判決を言い渡された。
■訳出のポイント
jail は prison と同じで 「刑務所」 「拘置所」 という名詞で、「刑務所に入れる」 という動詞でもあります。
したがって、タイトルは (be) jailed で 「刑務所に入れられる」 →「懲役を受ける」 ということです。
sentence は 「文」 という名詞としてよく知られていますが、「判決(文)」 の意味でも使われます。
そして、動詞だと 「判決を言い渡す」 「判決を宣告する」 という意味になります。
そこで、be sentenced to ~ という受動態の形で 「~の判決を言い渡される」「~の判決を受ける」 ということです。
endangered は 「~を危険にさらす」 という動詞 endanger の過去分詞が形容詞化したもので、「危険にさらされた」 → 「絶滅の危機にひんした」という意味です。
an endangered animal 「絶滅の危機にひんしている動物」 とか endangered species 「絶滅危惧種」 といった表現は頻出なので覚えておきましょう。
この男性は自宅付近の自然保護区で野生のトラに遭遇し、銃で撃ち殺したといいます。
そして翌日隣人ら5人と自宅に持ち帰り、煮て食べたそうです。
地元の裁判所は、この男性に対して懲役12年と計58万元(約780万円)の罰金支払いを命じました。
また、一緒にトラを食べた隣人ら5人も懲役1年から4年を言い渡されたということです。
野生のインドシナトラは、世界でわずか1800頭が残るのみの絶滅危惧種。
中国では2007年に今回と同じ自然保護区で1頭が写真に撮られて以来、目撃されていないので、今回男性らが食べたトラは中国で最後のインドシナトラだったかもしれないといわれています。
■編集後記
トラが人間を食べるのは時々あるかもしれませんが人間がトラを食べるというのは。
それも中国で最後になるかもしれない絶滅の危機にあるトラ。
どんな味がしたのでしょう。
しかし、780万円+12年の懲役って刑としてかなり重い。。
年末は日本で過ごし、年始にハワイはマウイ島へ行ってきます。
PGAツアーのSBSチャンピオンシップ(今年まではメルセデスチャンピオンシップ)をついでに観戦してきます。
すぐ近くに滞在しますので。。
今年のPGAの勝者だけに参加権が与えられる試合ですが、タイガーがおそらく欠場となるのが残念です。
今年最後の配信となります。
次回は2010年、1月4日になります。
皆さんよいお年をお過ごしください!
(裏)今日は我が家でささやかなXmasパーティをします。