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毎日1分!英字新聞 石田

フロリダの教会、コーラン焼却中止の “意志なし”

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Florida Church “No Intention” of Stopping Koran Bonfire

A pastor at Florida church said on Wednesday that he is not backing down from his plan to burn copies of the Koran on the 9th anniversary of 9/11, despite an international outcry.

■チェック

・intention  意志、意図
・bonfire  かがり火、焚き火
・pastor  牧師
・back down  取り消す、撤回する
・outcry  激しい抗議

■対訳

「フロリダの教会、コーラン焼却中止の “意志なし”」

フロリダ州の教会の牧師は水曜日、国際的な抗議の声にもかかわらず、米国同時テロ9周年の9月11日に計画しているコーラン焼却を撤回するつもりはない、と発言した。

■訳出のポイント

bonfire は bone 「骨」+ fire 「火」 という成り立ち。

元来は骨を集めて野外で火をたく宗教行事を表す言葉でした。

ここから、宗教的行事に限らず合図やごみを焼いたりするための戸外での大がかりな「かがり火」「焚き火」を意味する単語となっています。

ここでは、イスラム教の聖典である 『コーラン』 を戸外で焼こうというイベントをさして Koran bonfire といっています。

intention は 「意志」 「意図」 という名詞。

have no intention of ~ing で 「~する意志はない」「~するつもりはない」 という言い方になります。

この表現は、「~する気は毛頭ない」 「~するつもりは全くない」 という、かなり強い否定的な意志を表すので少し注意も必要です。

back は 「後ろ」「背中」 といった名詞、あるいは 「後ろの」「背後の」という形容詞や前置詞としておなじみですが、ここでは動詞としての登場です。

動詞 back は 「後ろに進む」 「後退する」 「後ずさる」 といった意味になります。

そこで back down はもともと 「後へ引く」 「後退する」 「引き下がる」という意味の句動詞。

ここから、発言や主張などを 「取り消す」 「撤回する」 というニュアンスで使われるようになっています。

ここでは back down his plan で 「(彼の)計画を取り消す」 ということです。

outcry は 「抗議する」 という句動詞 cry out が逆転して名詞化したもの。

通常は世間や社会の強い(激しい)「抗議」 「糾弾」 という意味合いで用いられる単語です。

したがって despite an international outcry で「国際的な抗議の声にもかかわらず」 となります。

■編集後記

この事件についてはアフガニスタンの首都カブールで数千人規模の反対デモが起き、かなり険悪な雰囲気になっています。
オバマ大統領はコーラン焼却はアルカイダを利するだけだとし、教会に中止を求めています。
★石田のツイート→ http://twitter.com/academiaj 100%フォロー返します
(アフィリのみ、過去ツイート0はNGです)
(裏)今日は本当、気持ちいい!
このまま週末も涼しければ最高なんだが。。

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