Apple’s Steve Jobs Takes Medical Leave
Apple Chief Executive Steve Jobs has announced that he is taking another medical leave, the third time since 2004, sparking concerns over the long-term future of the firm that sent its shares tumbling.
■チェック
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・take medical leave 医療休暇をとる
・spark concerns 懸念をかきたてる
・long-term future 長期的将来
・tumble 下落する
■対訳
「アップル、スティーブ・ジョブスCEO が医療休暇」
アップルの最高経営責任者スティーブ・ジョブ氏が2004年以来3度目の医療休暇を取ると発表。
このニュースで、同社の長期的将来をめぐる懸念が高まり、アップルの株価は下落した。
■訳出のポイント
leave はもともと 「許し」 「許可」 という意味の正式な名詞です。
そこで leave of absence で 「欠席の許可」 → 「休暇」 の意味になり、現在では leave だけで 「休暇」 を表すようになりました。
take leave で 「休暇を取る」 という表現です。
また medical leave あるいは sick leave で 「医療休暇」 「病気休暇」なので take another medical leave は 「もうひとつの医療休暇を取る」 →「また医療休暇を取る」 ということです。
そして、続く the third time since 2004 「2004年以来3度目」 の部分をあわせると、「2004年以来3度目の医療休暇を取る」 となります。
spark は 「火花」 「火の粉」 という名詞から、「火をつける」 →「火付け役となる」 → 「引き起こす」 「かきたてる」 という動詞にもなっています。
したがって、spark concerns で 「心配をかきたてる」 「懸念を高める」という表現。
send は 「送る」 という意味でおなじみの動詞。
ここから「人(あるいは物・事を)をある方向や状態へ送り出す」 →「ある方向や状態へ向かわせる」 というニュアンスでも使われます。
send A ~ing という形で 「A を~する状態にさせる」 → 「Aに~させる」という言い方になります。
そこで、文末の sent its shares tumbling は 「その(=アップルの)株価を下落させた」 ということです。
また、この前の関係代名詞 that については、sparking concerns (over the long-term future of the firm)that sent its shares tumblingと考えると、that 以下は concerns にかかっていることが理解しやすいと思います。
つまり、「アップルの長期的将来をめぐる懸念が高まり、その懸念が同社の株価を下落させた」 ということです。
iPod、iPhone、iPad など革新的な製品を世に出したアップル社のカリスマCEO スティーブ・ジョブズ氏が3度目の病気療養を発表したニュースです。
株式時価総額で米2位のアップルはジョブズ氏の存在感が大きく、今回の発表はたちまち不安材料として同社株価の下落を招きました。
ジョブズ氏は2004年にすい臓ガンがんの治療、09年には肝臓移植手術で休職をしています。
今回の休職にあたっては、病状や期限など明らかにしていないことも、投資家の懸念をかき立てているようです。
■編集後記
アップルの2010年10~12月期決算は、前年同期比で70%超となる、過去最高益を記録したそうです。
考えてみれば、iPhone やiPad を持っている人を見かけない日はありませんよね。
今年は docomo や au のスマートフォン利用者も増えることが予想されます。
果たしてiPhone を抜けるのか!?
iPhone 人気に伴って、macユーザーも増えていきそうです。
僕は最近、完全にmac派になってます。
(裏)昨日の懇親会で食べたちゃんこ鍋、うまし!