毎日1分!英字新聞YouTubeチャンネルがスタートしました。今日の配信記事をその日にネイティブ音声で公開します。

音声の読み上げスピードはNormal, 120%, 150%と3段階。(150%は早口の世界)

これを繰り返し聞けば、1年後にはリスニング力が大幅に向上していることでしょう。今すぐ登録して毎日、リスニングの学習にご活用ください。では!

https://www.youtube.com/channel/UCnAS9WqXFfsUjahainO4Smg

毎日1分!英字新聞 石田

トルコ与党、イスタンブール市長選で敗北

Pocket

Turkey’s Ruling Party Loses Istanbul Election

Turkey’s ruling party lost the rerun of Istanbul’s mayoral election in a huge blow to President Erdogan.

■チェック

・ruling party    与党
・lose   ~で負ける、敗北する
・rerun    再選挙
・mayoral election   市長選挙
・huge blow   大きな打撃

■対訳

「トルコ与党、イスタンブール市長選で敗北」

トルコの与党がイスタンブールの市長選の再選挙で敗北し、エルドアン大統領にとっては大きな打撃となった。

■訳出のポイント

ruling は

「支配する」

という形容詞。

英字新聞では

ruling party

「支配する政党」→「与党」

という表現として頻出ですね。

rerun は

映画の「再上映」、演劇などの「再演」、TV番組の「再放送」

を指す名詞。

同時に、

「選挙のやり直し」「再選挙」

という意味でも使われます。

そこで、

the rerun of Istanbul’s mayoral election

の部分は

「イスタンブール市長選のやり直し」「イスタンブール市長選の再選挙」

ということです。

blow はもともと

こぶし、平手、こん棒などによる「強打」「一撃」

を意味する名詞。

ここから、

比喩的に(精神的、政治的な)「打撃」「ショック」「ダメージ」

というニュアンスでも頻出です。

a huge blow to President Erdogan で

「エルドアン大統領に対する大きな打撃」

ということですね。

本文全体としては、直訳すると

「エルドアン大統領に対する大きな打撃において、トルコの与党がイスタンブールの市長選の再選挙で敗北した」。

つまり、

「トルコの与党がイスタンブールの市長選の再選挙で敗北し、エルドアン大統領にとっては大きな打撃となった」

というわけです。

トルコ最大都市イスタンブール。

3月にその市長選が行われましたが、敗北した与党側が手続きの不正などを主張し、選挙やり直しに持ち込んでいました。

そして、23日に行われた再選挙では、大接戦だった前回から大幅にさが広がる形で、与党候補が完全敗北。

与党候補としてエルドアン大統領の側近が出馬した市長選は、現政権への信任投票に近い位置づけとして、国内外で注目を集めていました。

四半世紀にわたってトルコで絶対的な権力を誇ってきたエルドアン氏にとって、今回の惨敗が大きな打撃になることは間違いないでしょう。

■編集後記

イスタンブール。wikipediaによると2013年時点で人口は1400万人を越えています。おそらくISでの移民によりもっとこの人口は膨れ上がっていると思われます。ただし面積が東京都の倍以上あるので人口密度は東京の半分のようです。

(裏)SLの右フロントウインカー故障でお預け。。いつ治るんだろう・・・

英字新聞の対訳と解説が毎日LINEで届く!毎日1分!英字新聞公式LINEにご登録ください

 

友だち追加

 

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ

 

この記事も読まれています



スポンサーリンク