Bali Volcano Feared to Erupt, 35,000 Evacuated
Nearly 35,000 residents have been evacuated near Mount Agung, an active volcano in Bali, as officials say that it is becoming more active and could erupt anytime.
■チェック
・(active) volcano 活火山
・(be) feared to erupt 噴火するおそれがある
・evacuate 避難する
・residents 住民
・officials 当局
・active (火山活動が)活発な
■対訳
「バリ島で火山噴火のおそれ、3万5000人が避難」
バリ島の活火山アグン山で、付近の住民3万5000人近くが避難した。当局によると、火山活動が活発化しており、いつ噴火してもおかしくないという。
■訳出のポイント
volcano は 「火山」。
active volcano で 「活動的な火山」 「活火山」 です。
地質学では、過去2000年以内に活動した、あるいは現在噴気が見られる火山のことだそうです。
また、対になる「休火山」は、
inactive volcano、
あるいは
silent volcano
とも言います。
resident は 「居住者」 「在住者」 という名詞。
複数形の residents は、日本語の 「住民」 「住人」 に当たる言い方として、しばしば登場します。
本文の前半部分
Nearly 35,000 residents have been evacuated near Mount Agung, an active volcano in Bali
は、直訳すると
「3万5000人近くの住民が、バリ島の活火山であるアグン山の近くから避難した」。
つまり、
「バリ島の活火山・アグン山で、付近の住民3万5000人近くが避難した」
ということです。
前述の active volcano 「活火山」 のように、形容詞 active は、
火山が 「活動中の」 「活動している」
という意味でも用いられます。
そこで、it is becoming more active の部分は
「それ(=アグン山)がより活動的になっている」 →
「(アグン山の)火山活動がより活発になっている」
となるわけです。
could V anytime は
「いつでも V する可能性がある」→「いつ V してもおかしくない」
という言い方。
ここでは、
could erupt anytime で
「いつ噴火してもおかしくない」
となっています。
インドネシア・バリ島の活火山アグン山で噴火のおそれが高まっているというニュースでした。
アグン山周辺では最近、火山性地震が何百回も起きており、マグマが地表に上ってきた兆候が出ているといいます。
インドネシア国家災害対策庁は先週22日、山から12キロ以内の地域を立ち入り禁止とし、警戒水準を最高レベルに上げました。
付近の住民3万5000人近くが、地方政府の市庁舎や学校に避難しているということです。
■編集後記
バリには何度も行ったことがありますがこれまで地震など一度も経験したことなかったです。
バリは日本人観光客が多いです。でも今回バリが危険になり、グアムは北朝鮮問題で危険な地域となり、日本人が南の島へ海外旅行となると選択肢がやや絞られる感じがします・・・
我が家は子供が大きくなったのであまり最近海外旅行には行かなくなりました・・(^^;
(裏)今日の大阪は快晴です。明日東京へ9日ぶりに帰ります!