Death Toll from Hokkaido Quake Climbs to 40
The death toll from a powerful earthquake and massive landslides in Hokkaido last week rose to 40 on Monday as search operations have ended, with about 2,700 people still staying in shelters.
■チェック
・death toll 死亡者(数)
・climb (=rise) to ~まで上がる、~に達する
・search operations 捜索活動
・end 【動詞】終了する
・stay in shelters 避難所に身を寄せる
■対訳
「北海道地震、死者40人に」
先週北海道で発生した強力な地震と大規模土砂崩れで、捜索活動が終了した月曜日、死者は40人に達した。約2700人が今も避難所に身を寄せている。
■訳出のポイント
toll はもともと
道路、橋などの 「通行料」
湾岸などの 「使用料」
を意味する名詞。
米国では 「長距離通話料」
の意味でも一般的に使われます。
また、
「払うべきもの」 → 「犠牲」 「犠牲者」
の意味でも頻出となっています。
とくに、今日登場している
death toll は
事故、災害などの 「死亡者(数)」
の意味で英字新聞歳頻出の重要表現ですね。
タイトルの Death Toll from Hokkaido Quake では、
quake = earthquake 「地震」 なので、
「北海道地震による死者(数)」
ということになります。
一方、本文の前半部分
The death toll from a powerful earthquake and massive landslides in Hokkaido last week では
「先週の北海道における強力な地震と大規模土砂崩れによる死者(数)」
→
「先週北海道で発生した強力な地震と大規模土砂崩れによる死者(数)」
というわけです。
operation は
器官や心の 「作用」 「働き」
機械などの 「運転」 「操作」
といった意味でよく使われる名詞。
しばしば operations と複数形で
「作業」 「仕事」 「活動」
の意味でも使われます。
今日の場合も
search operations で
「捜索活動」
ということです。
shelter は
「避難所」 「隠れ場所」
を意味する名詞。
しばしば、風雨や災害などによる危険を避ける 「避難所」
を指して用いられます。
また、家庭で暴力を受けている人やホームレスのための一時的な
「保護所」 「救護施設」
という意味にもなっていますね。
stay in shelters で
「避難所に滞在する」 「避難所に身を寄せる」
ということです。
地震から4日後の10日、道内で最後の安否不明者が発見され、その後死亡が確認されました。
これをもって捜索活動は終了に。
死者は土砂崩れが発生した厚真町の36人のほか、計40人に上りました。
今も2700人余りの人々が避難所に身を寄せています。
また、停電から多くの地域が復旧したものの、電力不足解消の見通しは立たず、5市町約8200戸で断水状態が続いているといいます。
■編集後記
7月豪雨の死者・行方不明者あわせて220人、夏の熱中症で死者130名、北海道胆振東部地震が40名・・・さらに台風21号や大阪北部地震でも合わせて10名以上が亡くなられています。つまり400名を超える方々が自然災害で命を落とされています。札幌ではガソリンスタンドにガソリンがないそうです。車は電源にもなりますし、空調も効きます。最近はガソリンが半分になったら常に満タンにしておくよう心がけています。
(裏)今朝会社に来る時温度計をみたら25度!涼しくなりましたね!