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毎日1分!英字新聞 石田

オハイオ州アクロンで夜間外出禁止令、 警官による黒人男性射殺に対する抗議デモ受けて

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Curfew in Akron, Ohio, amid Demonstrations after Police Shot Black Man to Dead

A night curfew was imposed on Akron, Ohio, on Monday as demonstrators took to the streets to protest the police killing of a 25-year-old black man. Jayland Walker was shot dead, hit more than 60 times by pursuing officers after he tried to flee a traffic stop on June 27.

■チェック

・(night) curfew 夜間外出禁止令
・demonstration(s) デモ
・shoot ~ dead ~を射殺する
・impose (夜間外出禁止令を)発令する
・demonstrators デモ参加者ら、デモ隊
・take to the street 通りに出る → 街頭でデモをする
・protest ~に抗議する
・pursuing officer(s) 追跡する警官
・flee a traffic stop (警官による)車両停止から逃げる

■対訳

「オハイオ州アクロンで夜間外出禁止令、警官による黒人男性射殺に対する抗議デモ受けて」

米オハイオ州アクロンでは、警察による25歳の黒人男性殺害に抗議する人々が街頭でデモを繰り広げるのを受けて、月曜日に夜間外出禁止令が発令された。6月27日に、ジェイランド・ウォーカー氏は車両停止を命じられて逃亡し、追跡した警官らに60回以上撃たれて死亡した。

■訳出のポイント

curfew の語源は

「消灯合図」 を意味する古仏語の cuevrefeu。

ここから 「消灯時刻」 「帰営時刻」 「門限」 →

とくに、夜間の 「外出禁止時刻」 「外出禁止令」

という名詞になっています。

impose は

義務、仕事、罰金、税金などを 「課す」 「負わせる」

という動詞。

意見、権威、条件、重圧、負担などを 「押し付ける」 「強いる」

という意味合いでも使われます。

本文の文頭部分では

impose a night curfew 「夜間外出禁止令を課す」

の受動態、

a night curfew was imposed で

「夜間外出禁止令が課された」 「夜間外出禁止令が発令された」

となっています。

take to the street は

直訳すると 「通りに出る」。

「街頭に繰り出す」 「デモ行進をする」

という意味合いでしばしば使われる表現ですね。

pursue は

人や動物を 「追う」 「追跡する」

という動詞。

そこで

pursuing officers は

「追いかける警察官ら」 「追跡する警官」

ということですね。

ちなみに、

officer は

高い地位にある 「役人」 「公務員」 や

団体、クラブなどの 「役員」 「幹部」、

陸・海・空軍の 「将校」 「士官」 「武官」

などとともに

「警官」 「巡査」

を指して用いる名詞です。

police officer ともいいますが、

officer だけで使われる場合も多いので注意しましょう。

traffic stop は

「車両停止」。

主に警察官が、職務質問のために、交通違反車両を路肩に停止させることを意味します。

そして、

flee は 「~から(急いで)逃げる」 「逃れる」 「逃亡する」

という動詞なので

after he tried to flee a traffic stop

の部分は

「車両停止から逃げようとした後で(射殺された)」 →

「車両停止を命じられ逃亡して(射殺された)」

となっています。

米オハイオ州アクロン市で4日、非常事態宣言が出され、午後9時から午前6時までの夜間外出禁止令が発令されました。

発端は6月27日に起きた同市警察による黒人男性射殺事件。

交通違反で車両を停止された25歳のジェイランド・ウォーカーさんが車から降りて逃亡しようとしたところ、地元警察官8人が追跡し射殺したというものです。

ウォーカーさんの遺体には、60以上の銃創があったといいます。

抗議デモは3日の日中には平和的に行われていたものの、事件の動画が公開されたことを引き金に、一部のデモ参加者が暴徒化し、警察が催涙ガスを用いる事態になっていました。

■編集後記

射殺されたウォーカーさんは、車を降りての逃亡時には丸腰だったものの、車内には銃があったこと、直前に発砲していたこと、目出し帽をかぶっていたことなど。。。報道によると、警官の発砲を一概には責められない要素もあるように思われます。米国では犠牲者が黒人である場合、そちら側につかないと、即「人種差別」問題にされてしまう傾向があるのも確かですね。。。

今日の動画
https://youtu.be/IftDdcRU8_0

(裏)船舶免許の更新をしないと・・完全な「ペーパーキャプテン」ですが・・

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