Tiger Woods Wins Tour Championship; First Tour Victory in 5 Years
Tiger Woods won the season-ending Tour Championship by two shots. The triumph was his 80th on the PGA Tour and first victory since August 2013.
■チェック
・Tour Championship 【ゴルフ】ツアー選手権
・season-ending 今季最後の
・by _ shots 【ゴルフ】_打差で
・triumph 勝利
■対訳
「タイガー・ウッズ、ツアー選手権V 5年ぶり勝利」
ゴルフ今季最終戦のツアー選手権で、タイガー・ウッズが2打差で優勝を飾った。ウッズにとっては、PGAツアー通算80勝目で2013年8月以来の勝利となった。
■訳出のポイント
全米プロゴルフ、PGA ツアーの最終戦である
Tour Championship 「ツアー選手権」。
タイトルの
first Tour victory in 5 years
「5年で最初のツアー優勝」 → 「5年ぶりのツアー優勝」
とあるように、
この 「ツアー選手権」 で、タイガー・ウッズが5年ぶりの復活優勝を果たしたニュースです。
season-ending は 文字通り訳すと
「シーズンを終わらせる」。
つまり、
season-ending Tour Championship で
「(この)シーズンを終わらせるツアー選手権」 →
「今季最終戦であるツアー選手権」
ということです。
triumph は victory とほぼ同じで
「勝利」 ですね。
ただ、victory よりも堅い語であり、
意味的にも victory よりも強く、
「決定的な勝利」
というニュアンスです。
ただ、日本語訳の中でこういったニュアンスを訳出するのはなかなか困難であり、また文脈的にもその必要がないことが多いようです。
あえて言えば、
「大勝利」 「大成功」
などの言葉が、時には当てはまるかと思います。
この triumph が登場している、今日の本文第2文は、
直訳すると
「この大勝利は、彼(ウッズ)の PGA ツアーにおける80番目で、2013年8月以来最初の優勝だった」。
つまり、
「(今回の勝利は)ウッズにとっては、PGAツアー通算80勝目で2013年8月以来であった」→
「ウッズにとっては、PGAツアー通算80勝目で2013年8月以来の勝利となった」
というわけです。
タイガー・ウッズが5年ぶりとなる復活優勝を遂げました。
ここ数年は、腰痛からツアー離脱と復帰を繰り返し、2015-16シーズンには全試合を欠場していました。
昨年4月に4度目の腰の手術に踏み切った後には、現役引退可能性にも言及していたほどです。
しかし、手術後の痛みとリハビリの苦難を乗り越えて、今年1月にツアー復帰。
夏の全英オープンで6位、全米プロでは2位となり、完全復活への期待が高まっていましたね。
そして、今季最終戦となるツアー選手権で、とうとう勝利をその手に。
最後の勝利から、実に5年余、日数にして1876日。
その瞬間、タイガーは両手を天高くかざし、ギャラリーから万雷の拍手を浴びました。
■編集後記
この日が来るのを世界のゴルフファンは待っていた!!!最終日トップで迎えたタイガーの勝率というのは8割を超えるそうです。最大5打差つけましたがホーシェルの追い上げ、16,17番のボギーで2打差まで詰め寄られましたが逃げ切りました。それよりもローズが18番でバーディが取れなかったらフェデックス年間王者なるところでした。でもNHK解説の田中秀道プロがいみじくもこれからタイガーの第2章が始まる、と発言。田中プロにしてはうまい表現だなと思いました。
(裏)今日から家の浴室のリフォーム。子供部屋の風呂に入らねば・・・