Covid-19: Spain Declares State of Emergency Again
Spain declared a second nationwide state of emergency on Sunday and imposed a night-time curfew in hopes of controlling a resurgence of Covid-19 infections.
■チェック
・declare a state of emergency 非常事態を宣言する
・impose a night-time curfew 夜間外出禁止令を発する
・in hopes of ~という希望を抱いて → ~をねらって
・resurgence 再増加 → 再拡大
・infection 感染
■対訳
「新型コロナ感染:スペインが再び非常事態宣言」
スペインは日曜日、新型コロナウイルス感染の再拡大を制御するために全土に向けて2度目の非常事態宣言を発し、夜間外出禁止令を敷いた。
■訳出のポイント
state of emergency は
「非常事態」 「緊急事態」。
そして、declare は
国や人が規約・慣習などに従って
「~を宣言する」 「~を布告する」 「~を公表する」
という動詞です。
declare a state of emergency で
「非常事態を宣言する」 「非常事態宣言をする」
という言い方になるわけです。
今日の本文では
declared a second nationwide state of emergency
なので
「2度目の全国規模の非常事態を宣言した」 →
「全土に(向けて)2度目の非常事態宣言を発した」
ということですね。
curfew は
「外出禁止令」 あるいは 「外出禁止時刻」
を意味する名詞。
night-time curfew で
「夜間外出禁止令」 です。
impose a night-time curfew あるいは
order a night-time curfew で
「夜間外出禁止令を出す」 「夜間外出禁止を命ずる」
という言い方になっています。
in hopes of ~ は直訳すると
「~という希望(期待)において」。
つまり、
「~を期待して」 「~を願って」 「~という希望を抱いて」 →
「~をねらって」 「~を目的にして」
という表現ですね。
そこで、本文後半の in hopes of 以下は
「新型コロナウイルス感染の再拡大を制御することをねらって」 →
「新型コロナウイルス感染の再拡大を制御するために」
となっています。
ちなみに、resurgence は
「よみがえる」 「再起する」 「復活(復興)する」
という動詞 resurge から派生した語で、
通例好ましくないものが 「復活」 「再起」 「盛り返し」
を意味する名詞。
ここでは、
a resurgence of Covid-19 infections で
「新型コロナ感染の盛り返し」 → 「新型コロナ感染の再拡大」
というわけですね。
欧州各地で新型コロナ感染が再び拡大しています。
スペインでは25日、一部の離島を除くほぼ全土に2度目の非常事態が宣言され、同時に午後11時から午前6時までの夜間外出が禁止となりました。
同日にイタリアでは、1日あたりの新感染者が過去最多の2万人超となり、飲食店の営業を原則として午後6時までに制限するほか、スポーツ施設や映画館などの閉鎖を発表しています。
■編集後記
米国は1日の感染者数が8.5万人という最高値を更新しました(10/23)。欧州もフランスをはじめ感染者の増加が止まりません。スペインでは23日の死者数が231人。一方、日本では著名人が感染したり地域的なクラスターも発生しているようですが全体での死者数は一桁台に抑えられています。
(裏)気温が下がってきています。気がつくと鼻をぐしゅぐしゅさせてます。気をつけないと!