Ryo Ishikawa Makes the Cut in Second Place at US Open
18-year-old Ryo Ishikawa made the cut on Friday in his first U.S. open, finishing 36 holes at 141 and 1 under par in second place — 2 strokes behind the leader Graeme McDowell.
■チェック
!
・make the cut 予選を通過する
・2 strokes behind ~と2打差で
■対訳
「全米オープン、石川遼が2位で予選突破」
18歳の石川遼は金曜日、初出場の全米オープンで、36ホールを通算141の1アンダーで終え、首位のグレーム・マクドウェルと2打差の2位で予選を突破した。
■訳出のポイント
英字新聞ではおなじみですが、make the cut はゴルフ用語で 「予選を通過する」。
miss the cut 「予選落ちする」 と対で確認しておきましょう。
in _ place は 「_番目で」 「_位で」 という言い方。
_の部分には first, second, third などの序数が入ります。
そこで、タイトルの makes the cut in second place で 「2位で予選を通過する」ということです。
behind は 「~の後ろで」 という前置詞なので、_ strokes behind ~ で「~と_打差で」 という言い方になります。
今日の場合は 2 strokes behind the leader Graeme McDowell なので「首位のグレーム・マクドウェルと2打差で」 いうことです。
石川遼が初挑戦の全米オープン、世界屈指の難コースといわれるべブルビーチで旋風を巻き起こしたニュースです。
2日間同組だった60歳のトム・ワトソンも、1982年に自分が同じべブルビーチで果たした全米オープン優勝と引き合いに出して、”Ryo reminded me of myshelf when I was 18.”「遼を見ていると18歳の自分を思い出す」 と絶賛しました。
また米メディアは、初日の石川の a bright bubblegum pink outfit 「派手な明るいピンクのウエア」 とともに、その存在感を大きく報じています。
bubblegum pink というのは、風船ガムに多く用いられるような派手な明るいピンク色のこと。
英語のブログやツイッターをのぞき見すると、あちこちで、石川の pink outfit をめぐって 「カッコいい」 「可愛い」 あるいは「ありえない」 「子どもみたいなピンクで許せない」 などのコメントが飛びかっています。
日本では皆が見慣れている石川のコーディネートですが、欧米人にとってはかなりショッキングだったようです(笑)。
■編集後記
石川遼、最終日残念でしたが、タイガーもエルスもインタビューで石川についてコメントしていたというからもう彼の存在は世界のスター選手すら意識するほどの存在になってるんですね。
解説の青木功が「石川が崩れたのは、技術云々というものではなく、全米オープンのこの雰囲気に疲れちゃっちゃんだよ」と言っていたのが印象的でした。
その石川、スコア提出を終えると海外のメディアからもインタビューを受けてました。
彼、ゴルフだけでなく、英語にも磨きをかけてますね!
やはり海外でのプレーが今後ますます多くなるから、やはり英会話能力、高ければ高いほうがいいです。
(裏)週間予報は確か曇り時々雨でしたが、雨降ってませんね。。