Japan’s Economy Expands 5.4% in Fourth Quarter
Japan’s GDP increased at an annualized rate of 5.4% in the October-December quarter, thanks to improved consumer spending and exports, the Cabinet Office said on Tuesday.
■チェック
・expand (=increase) (経済が)拡大する、成長する
・fourth (=October-December) quarter
第4四半期(10-12月期)
・GDP (gross domestic product) 国内総生産
・at an annualized rate 年率に(換算)して
・thanks to ~のおかげで
・improved 改善された → 回復した
・consumer spending 消費者支出、個人消費
・exports 輸出
・(the) Cabinet Office 【日本】内閣府
■対訳
「日本経済、第4四半期は5.4%増」
10-12月期の日本の国内総生産(GDP)は、個人消費と輸出が回復した結果、年率に換算して5.4%増となった。火曜日に内閣府が発表した。
■訳出のポイント
quarter はもともと
「4分の1」 「4半分」
を意味する名詞。
ここから、
経済、金融関連の記事では
1年を4期に分けた 「四半期」
という意味でよく登場する単語にもなっています。
今日のタイトルでも
(the) fourth quarter で
「4番目の四半期」 → 「第4四半期」
ですね。
欧米では、このように
the first quarter 「第1四半期」
the second quarter 「第2四半期」
the third quarter 「第3四半期」
という言い方が一般的になっています。
一方、日本では
「1-3月期」
「4-6月期」
「7-9月期」
という表現の方がよく使われますね。
今日の場合も、
タイトルの
fourth quarter 「第4四半期」 は
本文では
the October-December quarter 「10-12月期」
と言い換えられていますが、意味的には同じですね。
thanks to ~ は
「~のおかげで」
という表現。
文脈によっては「~の結果」 「~を受けて」
のように訳すこともありますが、
基本的に、主文がポジティブな内容であることが前提で使われる表現です。
その点、注意しておきましょう。
したがって、本文半ばの
thanks to improved consumer spending and exports
の部分は
「回復した個人消費と輸出のおかげで」 →
「個人消費と輸出が回復した結果」
というわけですね。
15日の内閣府の発表によると、2021年10-12月期の GDP は
前期比年率5.4%増。
伸び率は市場予想の6%増を下回ったものの、2四半期ぶりのプラス成長となりました。
新型コロナ感染者数の減少に伴って緊急事態宣言が解除され、社会経済活動が再開する中、個人消費や輸出が回復してきた結果がこの数字ですね、
しかし、年が明けてからは再び感染者数は増加し、多くの地域で再びまん延防止法が施行されているのが現状。
日本経済は今後しっかりと回復に向かえるのか。。。
■編集後記
日本で暮らしているといろいろ豊かにはなってると感じますが、大卒初任給はアメリカの半分以下、平均給与もすでに韓国に抜かれて22位。この30年間ほとんど上がってないのが実態です。2020年の平均年収は1位アメリカで763万円、日本は420万円・・・これが現実です。
今日の動画
https://youtu.be/vZuWXnXp-Ks
(裏)時々なぜかソース焼きそばが食べたくなります。今日はホームプレートで焼きそばか・・