Nikkei Index Surpasses 45,000 for First Time
Japan’s benchmark stock index, the Nikkei 225 average, crossed the 45,000 mark intraday for the first time on Tuesday, hitting another all-time high.
■チェック
・Nikkei index (=Nikkei 225 average) 日経平均株価
・surpass (=cross)~を上回る、超える
・benchmark 基準となる → 代表的な
・stock index 株価指数
・mark 区切り、大台、目安
・intraday取引時間中に、一時
・all-time high史上最高値、最高記録
■対訳
「日経平均4万5000円突破、史上初」
日本の代表的な株価指数である日経平均株価は火曜日、取引時間中に初めて4万5000円の大台を超え、過去最高値をさらに更新した。
■訳出のポイント
日本の代表的な株価指数である
「日経平均株価」。
英語の正式名称は
Nikkei Stock Average で、
固有名詞なので大文字表示になります。
それに対して、
Nikkei index
や
Nikkei 225 average
は、どちらも
「日経平均株価」
を指してよく使われる言い方ではありますが、
日本語でも
「日経株価」「日経225平均(株価)」
のように言われるのと同様、
正式名称ではありません。
よって、
(Nikkei 以外は)小文字表示になるわけです。
benchmark は
もともと測量用語で
「水準基標」「水準点」。
ここから、
価値判断や計測などの「基準」「指標」、
とりわけ
株価などの「標準価格」
を指す場合にもよく使われる単語です。
形容詞的に
「基準となる」「指標となる」
という意味合いにもなり、
benchmark stock index だと
「基準となる株価指数」「指標株価指数」の意。
専門向け(経済や投資専門誌など)では
「ベンチマーク株価指数」と、
そのまま訳されますが、
一般向けには、
「代表的な株価指数」
のように訳すのがわかりやすく、
また通例となっています。
intraday は、もともとは
intra-day と
ハイフンつきの形から来ています。
【intra-(~の中で)+ day(日】→
「1日の中で」という意味合いですね。
現在では、ハイフンをとって
intraday
とするのが一般的です。
金融ニュースでは、
「1日の取引期間内で」「日中取引中に」、
つまり
「取引期間中に一時的に」
というニュアンスで使われています。
終値ベースではなく、取引中の高値や安値に言及する場合によく登場する語ということです。
all-time は
「今までにない」「空前の」
という形容詞。
all-time high で
「今までにない高値」→「過去最高値」「史上最高値」
というわけですね。
hit an all-time high だと
「過去最高値をつける」「過去最高値を更新する」
という言い方になります。
本文末尾では
hitting another all-time high で
「別の過去最高値をつける」→
「過去最高値をさらに更新する」
となっています。
連休明けの9月16日の東京株式市場は、アメリカFRB(連邦準備制度理事会)が今週開く会合で、利下げを行うことがほぼ確実視されていることや、米中の貿易協議進展への期待感などから、取引開始直後に注文が入りました。
日経平均株価は史上最高値を更新し、初めて4万5000円の大台を突破した、というニュースでした。
■編集後記
モノ、サービスの値段がどんどん上がっていく中での株高ですね。米の値段すら2倍になってます。実体経済が好調だから上がっていくのではなく、単なるインフレで上がっていってるだけです。つまり円の価値は下がっていってます。預貯金はどんどんその価値を失っていってる裏返し。そのうち、物が買えなくなりますよね・・・
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(裏)晴天で風が強いので洗濯ものがすぐに乾く(いなか暮らしあるある)