Japan, U.S. to test joint missile system
Japan and the United States will test a missile-defense system that aims to repel a potential attack by North Korea.
The system would launch ship-based missiles against enemy warheads fired at Japan, intending to knockthem out of the sky.
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■チェック
!
・repel を撃退する
・enemy warheads 敵の弾頭
■対訳
「日本、米国、共同ミサイルシステムのテストへ」
日本と米国は北朝鮮の予想される攻撃を撃退する目的でミサイル防衛システムをテストに入る。
このシステムでは、日本に向けて発射された敵の弾頭に対する艦載ミサイルを発射し、空中で撃破しようとするものである。
■ひとこと
記事は、the Defense Agency (防衛庁)の広報官が記者会見で伝えたもの。
確かに北朝鮮からはいつ核爆弾、生物兵器、化学兵器が飛んでくるのか分からない状況です。
しかし、飛んでくるミサイルを空中で打ち落とすことができるミサイルは日本にはないのが現状です。
ミサイル防衛構想については1999年、テポドンが日本を越えて太平洋に落とされた翌年からすでに始まっています。
しかし、防衛庁はいたってのん気です。
「発射の危険性が切迫しているとの認識はしていない。北朝鮮情勢が非常に緊迫し、それに対応してわが国が特別な態勢を取っていることはない」と、石破茂防衛庁長官は語っています。
一方、米国のマイケル共和党上院議員は、場合によっては日本が核武装しなくてはならないところまできていると言っています。
北朝鮮に対しては「外交で解決」というあたかも他人事のような姿勢を政府は崩していませんが、北朝鮮から核弾頭を積んだ弾道ミサイルが飛んでこないという保証はどこにもありません。
飛んでくる核弾頭を打ち落とす能力はゼロです。
というか、北朝鮮を相手に誰がどんな外交をしているの??という単純な疑問があります。
確かに北朝鮮はアメリカを敵国としていますが、実際核の危機にさらされているのは日本なのです。
アメリカが北朝鮮を攻撃する際の重要な米軍拠点、そのひとつが日本なのです。
したがって、狂った隣人が米軍の拠点からつぶしていくのは十分考えられることです。
■編集後記
シカゴのナイトクラブの悲惨な映像が飛び込んできました。
客同士の喧嘩の仲裁に入った警備員がまいた催涙スプレーを毒ガスと勘違いした客が出入り口に集中。
将棋倒しとなったそうです。建物の2階がホールで、1階までには急な階段で、そこに1500人の客が集中したそうです。
毒ガスによるテロ攻撃におびえる日常がそこにあります。
また韓国大邱市の地下鉄で放火による地下鉄火災があり、6人が死亡、150人が負傷しています。