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毎日1分!英字新聞 石田

ポーランドのグダニスク市長が刺されて死亡

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Mayor of Polish City of Gdansk Dies after Being Stabbed

Pawel Adamowicz, the mayor of the Polish city of Gdansk, died a day after being stabbed by a man who stormed onto the stage during an open-air charity event.

■チェック

・mayor   市長
・stab   ~を(刃物で)刺す
・storm onto the stage   壇上に駆け上がる
・open-air charity event   野外のチャリティイベント、慈善行事

■対訳

「ポーランドのグダニスク市長が刺されて死亡」

ポーランドの都市グダニスクのパベウ・アダモビッチ市長が、野外チャリティイベントの最中に、壇上に駆け上がった男に刃物で刺され、翌日死亡した。

■訳出のポイント

stab の語源は

「くいを突き刺す」 という意味の中世英語 stabbe。

ここから、

刃物などとがったもので 「~を刺す」

という動詞になっています。

タイトルの

dies after being stabbed は

「(刃物で)刺された後で死亡する」 →

「刺されて死亡する」

ということですね。

また、本文では

died a day after being stabbed なので

「刺された1日後で死亡した」 →

「刺された翌日に死亡した」

となっています。

storm はもともと

「あらし」 「暴風(雨)」

を意味する名詞。

英字新聞では、

嵐のような激しい勢いで「突進する」

あるいは

「~を襲う」 「~を猛攻(強襲)する」

という動詞としても、しばしば登場する単語です。

ここでは、

storm onto the stage で

(激しい勢いで)「ステージ(壇)に向かって突進する」 →

「壇上に駆け上がる」

ということですね。

open-air は

「野外の」「戸外の」 「露天の」

という形容詞。

本文末尾の

during an open-air charity event で

「野外チャリティイベントの最中に」

というわけです。

ポーランド北部の主要都市グダニスクで13日、野外チャリティエベントに参加していたパベウ・アダモビッチ市長が、数百人の参加者の目の前で、男に刃物で刺されました。

襲った男はその場で警備員らに取り押さえられ、警察が逮捕。

同市長は、国政野党の

「市民プラットホーム(Civic Platform、PO)」

の地方支部創設にかかわっており、男は犯行直後に

「POが与党だったときに不当に刑務所に入れられた」

という趣旨の言葉を叫んだといいます。

心臓と胃を刺されたアダモビッチ市長は病院に搬送されましたが、翌日に死亡が伝えられました。

■編集後記

心臓の周辺を何度も刺されたとのこと。あの映像をみて、1960年、日比谷公会堂で起きた
浅沼稲次郎日本社会党委員長が右翼少年に刺されて死亡した事件を思い出した人も多いと思います。政治家といえども生身の人間です。様々なリスクにさらされているなと実感。

(裏)昨夜38.5度の発熱。朝は36.5度。今朝病院へ。インフルは陰性でした。

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