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毎日1分!英字新聞 石田

中国の実業家、アイスランドの土地購入へ

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Chinese Tycoon to Buy Tract of Iceland

Huang Nubo, a Chinese real estate investor and former high government official, plans to buy a vast tract of north-east Iceland for a $100m ecotourism project.

■チェック

・tycoon  (大物)実業家
・real estate investor  不動産投資家
・high government official  政府高官
・vast tract  広大な土地

■対訳

「中国の実業家、アイスランドの土地購入へ」

中国の不動産投資家で元政府高官の黄怒波氏が、1億ドル(約77億円)を投じるエコツーリズムプロジェクトのために、アイスランド北東部の広大な土地を購入することを計画している。

■訳出のポイント

tycoon は英字新聞でもしばしば登場する単語なので、復習しておきましょう。

もともと日本語の 「大君」 が語源で、外国人が徳川将軍のことを呼んだのが始まり。

現在では、実業界などの 「大御所」 「大物」 という意味で使われています。

real estate は 「不動産」。

real estate investor で 「不動産投資家」 です。

official も英字新聞頻出の重要語で、「職員」「役人」の意。

government official で 「政府の役人」 → 「官僚」 「国家公務員」、high government official だと 「高位の政府役人」 → 「高級官僚」「政府高官」 になります。

tract は陸・海などの 「広がり」 「広い面積」 を指す名詞。

ここから、「地域」 「土地」(= a piece of land)といった意味で使われる語となっています。

そこで、a vast tract of north-east Iceland で「アイスランド北東部の広大な土地」。

中国の不動産投資家・元政府高官の黄怒波氏は、米経済誌フォーブスの2010年長者番付で、中国人では161位(総資産額8億9000万ドル=約680億円)にランクインしている資産家。

黄氏が創設した不動産開発会社、中坤集団 Zhongkun Group は中国内外にリゾートや観光施設を所有しているということです。

今回のアイスランドの土地購入の目的も、ゴルフコースや高級ホテル含むエコリゾートの建設だとか。

すでに土地所有者との協議はまとまっており、現在法律に則ってアイスランド政府への許可申請を行っているそうです。

アイスランドは欧州・北米間の戦略的に重要な位置を占める国でもあります。

今回黄氏が購入する土地には、アイスランド最大の氷河が流れ、付近には同国最大の国立公園や深喫水港があることから、「中国のアイルランド戦略の足がかりになる」 と分析するメディアもあります。

■編集後記

今日から新学期。
子供を学校まで車で送っている僕の朝の生活も変更を強いられます。
夏休み中は10時半頃出社してましたが(汗)、今日から8時30分に出社です(笑)。
ところで今から88年前、1923年(大正12年)の今日、午前11時58分、歴史的な事件が日本に起こりました。
M7.9、震度7、死者行方不明者あわせて10万人を越えた関東大震災。
吉村昭によるノンフィクション、「関東大震災」はその地震のパニックを生々しく描いています。
(裏)フジサンケイゴルフ、初日中止。
明日、明後日はさらに天気悪い

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