Tom Cruise Awarded Surprise Honorary Palme d’Or At Cannes
Tom Cruise was awarded a surprise honorary Palme d’Or during his first visit in 30 years to the Cannes International Film Festival Wednesday for the premiere of “Top Gun: Maverick”.
■チェック
・(be) awarded ~を授与される
・surprise 驚きの、不意の
・honorary Palme d’Or パルム・ドール名誉賞
・Cannes (Film Festival) カンヌ(国際映画祭)
・premiere プレミア(試写会)
■対訳
「トム・クルーズ、カンヌでパルムドール名誉賞のサプライズ」
映画『トップガン マーヴェリック』のプレミアのため、30年ぶりにカンヌ国際映画祭に参加したトム・クルーズが、サプライズでパルム・ドール名誉賞を受賞した。
■訳出のポイント
surprise はもともと
「(人・動物)を(不意に)驚かす」 「びっくりさせる」
という動詞。
受動態の
be surprised 「驚く」 「びっくりする」
という言い方が最も一般的ですが、
「驚き」 「予期しない驚き」
という名詞としてもよく使われます。
そして、
名詞と組み合わせて形容詞的に、
「驚きの」 「突然の」 「不意の」 「予期しない」
という表現にもなります。
そこで、
(be) awarded (a) surprise honorary Palme d’Or は
「突然のパルム・ドール名誉賞を授与される」
「予期していなかったパルム・ドール名誉賞を授与される」 →
「サプライズでパルム・ドール名誉賞を授与される」
ということですね。
今日の本文は
「映画 『トップガン マーヴェリック』 のプレミアのためのこの30年間で初めてのカンヌ国際映画祭訪問(している)間に、トム・クルーズは予期していなかったパルム・ドール名誉賞を受賞した」 →
「映画 『トップガン マーヴェリック』 のプレミアのため、30年ぶりにカンヌ国際映画祭に参加したトム・クルーズが、サプライズでパルム・ドール名誉賞を受賞した」
となっています。
Palme d’Or 「パルム・ドール」 は
Cannes International Film Festival 「カンヌ国際映画祭」
における最高賞。
honorary Palme d’Or 「パルム・ドール名誉賞」 は
もともとはフランス語で
Palme d’or d’honneur 。
審査員ではなく主催者によって発表・授与される “名誉賞”となっています。
新作主演映画『トップガン マーヴェリック』のプレミアのため、30年ぶりにカンヌ国際映画祭に参加したトム・クルーズ。
そのクルーズに、主催者のフランス国際映画祭協会の会長が、プレミア開始直前のステージ上で、このパルム・ドール名誉賞授与をサプライズ発表したというニュースでした。
1986年に公開された前編『トップガン』の空前の大ヒットで、ほぼ無名だったクルーズは一気にハリウッドのスターダムへ駆け上がりました。
30年を経て制作されたその続編は、コロナ禍で公開が2年延期されましたが、これが功を奏する形で、当初の予想を上回る興行成績が期待されているといいます。
『トップガン マーヴェリック』は、
日本でも、米国と同時の5月27日に公開予定となっています。
■編集後記
トム・クルーズは年齢を重ねて露出度・出演作数は減っていても、自分の魅力を最大限に見せられる作品をうまく厳選しているように思います。今回のトップガン続編も、若くて優秀、無鉄砲、怖いもの知らずで傲慢だったマーヴィックがどのような円熟ぶりを見せてくれるのか。。。けっこう楽しみです。
今日の動画
https://youtu.be/YrZ2mi6jxlw
(裏)今日から公開の中井貴一主演、「大河への道」も面白そうです。朝「スッキリ」に出てましたね・・