Japan Upsets Germany in World Cup
Japan came from behind and upset Germany 2-1 in a stunning victory in the first match of Group E in the World Cup Wednesday.
■チェック
・upset ~を番狂わせで倒す → ~相手に金星をあげる
・come from behind 逆転勝ちする
・stunning victory 衝撃的な勝利
■対訳
「W 杯、日本がドイツに金星」
水曜日に行われたサッカー・ワールドカップは、グループE の初戦で、日本がドイツを相手に2-1で逆転勝ちの金星をあげ、衝撃的な勝利を飾った。
■訳出のポイント
upset は
「立てる」 という成句 set up が語順転換した単語。
「ひっくり返す」 「転覆させる」
という動詞です。
ここから、
人の気持ちを 「転覆させる」 →
「動揺させる」 「困らせる」 「気分を害する」、
機能や秩序などを 「ひっくり返す」 → 「乱す」 「壊す」、
あるいは
スポーツなどで、強い(格上の)相手を 「番狂わせで倒す」 →
「~を相手に金星をあげる」
といった意味でも使われます。
そこで、今日のタイトルでは
Japan upsets Germany で
「日本が(格上の)ドイツを番狂わせで負かす」 →
「日本がドイツを相手に金星をあげる」
ということですね。
come from behind は
主に米国で使われる口語表現で、
「後から来て追い抜く」 → 「逆転する」
という言い方です。
したがって、本文の
Japan came from behind and upset
Germany 2-1
の部分は
「日本が逆転勝利してドイツを相手に2-1で金星をあげた」
となっています。
また、
a stunning victory は
「驚くべき勝利」 「衝撃的な勝利」 なので、
Japan came from behind and upset Germany 2-1 in a stunning victory
だと
「衝撃的な勝利において、日本が逆転勝利でドイツを相手に2-1で金星をあげた」→
相手に2-1で転勝ちの金星をあげ、衝撃的な勝利を飾った」
というわけですね。
昨夜は TV の前で熱狂した人が多かったのではないでしょうか?
日本チームにとっては、最高の W 杯開幕戦となりました。
これからが楽しみですね。
■編集後記
昨夜、興奮してなかなか寝付けなかった方も多かったはずです(私もその一人)。前半、ほとんどボールを保持できなかったのを見て、まさか後半にあんな展開が待ってるなんて・・堂安、浅野が入って変わりましたね!森保監督の采配は本当に素晴らしい。攻撃こそ最大の防御という言葉を身にしみて感じました。それにしても前半と後半では「別チーム」のようでした。人材の投入、そして投入のタイミング次第でチームというのはこんなにも変わるものなのか・・・と改めて考えさせられました。
今日の動画
https://youtu.be/iOUrOGi3LEA
(裏)それにしても同点ゴール、逆転ゴール、繰り返しテレビで流れてますが、何度見ても良いですね!