Trump’s Company Found Guilty of Tax fraud
A New York jury found on Tuesday the Trump Organization, former US President Donald Trump’s family real estate company, guilty of criminal tax fraud and falsifying business records.
■チェック
・Trump Organization トランプ・オーガニゼーション
・(be) found guilty of 有罪を宣告される
・(criminal) tax fraud 税金に関する(刑事的)不正
・jury 陪審、陪審員団
・real estate company 不動産会社
・find (人) guilty of (人)を~で有罪と評決する
・falsifying business records 業務記録改ざん
■対訳
「トランプ氏企業に有罪、税金めぐる不正で」
ニューヨーク州の陪審は火曜日、ドナルド・トランプ前米大統領の一族が運営する不動産会社、トランプ・オーガニゼーションに対して、税金に関する刑事的不正および業務記録改ざんの罪で、有罪の評決を下した。
■訳出のポイント
guilty は
「有罪の」 「罪を犯した」
という形容詞。
法律用語として
guilty 「有罪(の)」
および
not-guilty 「無罪(の)」
とペアで確認しておきましょう。
また、日常的には
悪いことをしたときなど、
「罪の意識がある」 「後ろめたい」 「やましい」 「気がとがめる」
というニュアンスでよく使われる単語でもあります。
今日のタイトルでは、
(be) found guilty で
「有罪だと見つかる」 → 「有罪を宣告される」
という表現になっています。
また、本文では
find (人)guilty で
「(人)を有罪だと宣言する」 →
「(人)に有罪判決(評決)をくだす」
という言い方で使われています。
fraud は
「詐欺(罪)」 「欺瞞(ぎまん)」
あるいは
「詐欺行為」 「不正(行為)」
を意味する名詞。
tax fraud で
「税金(に関する)不正」。
criminal tax fraud だと
「刑事的な税金に関する不正」 →
「刑事罪に値する税金不正」 → 「税金に関する刑事的不正」
というわけですね。
jury は
「陪審」 「陪審員団」
という法律法語。
英米では、民間から選ばれた12人の
juror「陪審員」
から成る
jury 「陪審」 が
裁判において、有罪か無罪かの評決を行うシステムが長年行われています。
近年、日本でも一部導入され、
広く知られるようになりましたね。
falsify は
書類などに 「不正に手を加える」
「偽造する」 「改ざんする」
という動詞。
そこで、
falsifying business records は
「業務記録に不正に手を加えること」 → 「業務記録改ざん」
になります。
トランプ・オーガニゼーションは、トランプ前米大統領の一族が経営する会社。
不動産業を軸とした大規模な複合企業です。
このトランプ氏の会社が、15年間にわたり税務当局に対して不正を行なっていたとして、有罪評決を受けたニュースでした。
同社には、後日ニューヨーク州の裁判所判事が決定する金額の罰金が科されることになります。
裁判では、トランプ氏自身は刑事責任は問われていません。
しかし、今回の有罪評決が、先月出馬表明をした2024年大統領選へ影響を及ぼす事は必至と思われます。
■編集後記
反ユダヤ主義者との会食への批判、一族経営企業への有罪判決、さらにはトランプが支援していたジョージア州上院選でのウォーカー候補の敗北など、トランプ再選への暗雲が漂っています・・・
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なぜか他の教材では駄目だったがこれ(↑)でリスニング力が大幅にアップしたとの感想をたくさん頂いています。
(裏)堂安律のオフィシャルYouTubeチャンネルをみつけたが全然まわってない・・・面白いのだが・・