Russia Accuses Ukraine of Drone Attacks on Moscow
A skyscraper in central Moscow was attacked by a drone early Tuesday for the second time in three days. Russian authorities accused Ukraine of staging the repeated attacks on the capital.
■チェック
・accuse A of B A を B (の理由)で非難する
・drone attack 無人機(ドローン)攻撃
・early (時間が)早い → 未明の
・skyscraper 超高層ビル
・authorities 当局
・stage 【動詞】実行する、やってのける
・repeated 繰り返される、度重なる
・capital 首都
■対訳
「モスクワへの無人機攻撃 、露はウクライナを非難」
火曜日未明に、モスクワ中心部の超高層ビルが3日間で2回目となる無人機による攻撃を受けた。ロシア当局は、ウクライナが度重なる同国首都への攻撃を行ったとして、同国を非難した。
■訳出のポイント
accuse はもともと
盗みなど犯罪(理由)で「~を(法廷に)訴える」「告訴(告発)する」
という動詞。
ここから、
「~を非難する」「~を責める」「~を糾弾する」
という意味でも頻出です。
今日の場合は
accuse A of B で
「A を B (の理由)で非難する」
という言い方になっています。
drone attack(s) は
「無人機(ドローン)による攻撃」「無人機(ドローン)攻撃」
なので、
今日のタイトルは
「ロシアがウクライナをモスクワへの無人機攻撃(をしたという理由)で非難する」
ということですね。
また、accuse に関しては、
accuse A of [動詞現在分詞]
「A が~したことを非難する」「A が~したとして非難する」
という形もよく使われるので、
あわせて押さえておいてください。
今日の記事では、本文の第2文がこのパターンになっているので、以下で内容を確認していきましょう。
authority は
「権威」「権力」「影響力」
あるいは
「権限」「職権」
などを意味する名詞。
英字新聞では
複数形の authorities で
「当局」「その筋」
に当たる言い方として、重要かつ頻出となっています。
ここでは
Russian authorities で
「ロシア当局」
ですね。
「舞台」「ステージ」
という名詞としておなじみの単語
stage。
劇やイベントなどを「(舞台で)上演する」「開催する」→
イベントなどを「企てる」「計画する」「(計画して)実行する」
という動詞としても用いられます。
これらを踏まえると、第2文全体では
「ロシア当局は、ウクライナを度重なる首都への攻撃を実行したとして非難した」→
「ロシア当局は、ウクライナが度重なる同国首都への攻撃を行ったとして、同国を非難した」
となるわけです。
ロシア国防省によると、8月1日未明に首都モスクワにドローン2機が飛来。
そのうち1機が新都心でビジネス中心地の Moscow City にある超高層ビルに衝突しました。
21階部分が破壊され、ガラスが割れるなどの被害が出ましたが死傷者はなかったということです。
このビルは7月30日にも無人機の攻撃を受けており、同省はウクライナによる攻撃と主張し、同国を非難。
ウクライナ側は関与を認めてはいません。
ただ、ゼレンスキー大統領は30日のビデオ演説で露領内への攻撃が増えることを示唆していました。
■編集後記
長引く露ウ戦争・・・英字新聞ではこのところ触れてきませんでしたが、久しぶりに取り上げました。ドローン攻撃とはいえ、一般人が普通に働いているビジネス街のビルに突っ込むという図式は、米 9.11 と何ら変わりありません。ウクライナ政府がそれを意図的に行なっているとしたら、ロシアが仕掛けてきた戦争とはいえ、その応じ方としては疑問を感じざるを得ません。ロシアによるウクライナ占領への攻撃とその防御という図式が変わりつつありますね・・・なにか潮目の変化を感じます。
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(裏)昨夜の長岡花火1日目、めちゃ感動。今日もいってきます!!