Iran Declares 2-Day Public Holiday over ‘Unprecedented Heat Wave’
Iran declared this Wednesday and Thursday nationwide two-day public holidays due to health risks from “an precedented heat wave”, calling on the elderly and people with health problems to stay indoors.
■チェック
・declare ~を宣言する、布告する
・public holiday 公休日
・unprecedented 先例のない、前代未聞の
・heat wave 熱波、酷暑
・nationwide 全国的な
・call on ~に呼びかける
・the elderly 高齢者
・stay indoors 屋内にとどまる → 外に出ない
■対訳
「イラン、’前代未聞の酷暑’ で2日間休日に」
イランでは、前代未聞の酷暑による健康リスクを理由に、今週水曜日と木曜日を全土で2日間の公休日とした。高齢者や健康問題がある人は外を出歩かないよう呼びかけている。
■訳出のポイント
declare は
国家や権威を持つ人が(正式に)
「~を宣言する」「~を布告(公表)する」
という動詞ですね。
holiday はもともと
【holy(神聖な)+ day(日)】
という成り立ちで、
「休日」「休業日」「祝日」
を意味します。
ここから、主に英国では
「休み」「休暇」
を意味することも多い単語になっています。
今日の場合は、
public holiday で
国などが定める「休日」「公休日」
ということですね。
unprecedented は
「先例のない」→「空前の」「前代未聞の」
という形容詞なので、
unprecedented heat wave は
「先例のない熱波」「空前の猛暑」「前代未聞の酷暑」。
したがって、今日のタイトルは
「’前代未聞の酷暑’ をめぐって、イランが2日間の公休日を宣言する」→
「’前代未聞の酷暑’ で、イランが2日間休日にする」
という意味合いになるわけです。
また、本文では
動詞 declare が
【declare A B 】
「A を B に宣言する」→「(正式に)A を B とする」
という形で使われています。
すなわち、
declared this Wednesday and Thursday nationwide two-day public holidays
の部分は
「この水曜日と木曜日を全国的な2日間の公休日とした」→
「今週水曜日と木曜日を全土で2日間の公休日とした」
ということですね。
call on ~ は
「~に呼びかける」「~に求める」
という成句。
【call on(人)to V 】で
「(人)に V するよう呼びかける」
という意味になっています。
そこで、本文末尾の calling on … 以下は
「高齢者および健康問題を持つ人に屋内にとどまるよう呼びかける」→
「高齢者や健康問題がある人は外を出歩かないように呼びかける」
というわけです。
対訳では、この部分を第2文として独立させて訳しています。
世界各地で厳しい暑さが続くこの夏・・・
中東のイランでは、”前代未聞の酷暑” のため今月2日と3日を休日とし、全土の政府機関や銀行、学校を閉鎖すると発表しました。
イランではここ数日、各地で気温が40度以上を記録。
南部では今後、最高気温が50度を超えることも予想されているということです。
■編集後記
関東では火曜日は雷雨で一気に涼しくなりましたが、それも1日だけで翌朝には猛暑が即復活でしたね。危険なほどの暑さが予想される場合、公休日にして国民の安全を守るというのも、今後は各国で必要となってくるかもしれません。。。
一度も留学経験なし、海外渡航経験なしで英語ペラペラが増えている理由・・
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(裏)長岡花火2日間見ました。1日目は東、2日目は西で。西は打ち上げ場所から近く迫力大、フェニックスは東が良き。