US Presidential Debate: Harris and Trump Face Off
Vice President Kamala Harris and former President Donald Trump went head-to-head on key policy issues during their first debate as presidential candidates Tuesday night in Philadelphia.
■チェック
・presidential debate 大統領候補討論会
・face off (= go head-to-head) (直接)対決する
・Vice President 副大統領
・former President 前大統領
・key policy issue 主要政策課題
・presidential candidate 大統領候補
■対訳
「米大統領候補討論会、ハリス氏とトランプ氏が対決」
カマラ・ハリス副大統領とドナルド・トランプ前大統領が、火曜日夜にフィラデルフィアで行われた両者による初の大統領候補討論会で、主要政策課題をめぐって直接対決した。
■訳出のポイント
face は
「顔」「顔面」
といった名詞としておなじみですね。
「~に面する」「~に向き合う」→
「~に直面する」「~に立ち向かう」
という動詞としてもしばしば登場するので、
押さえておきましょう。
face off で
「向かい合う」「対決する」
という成句になっています。
とくに米国では
両者が向かい合って「対決する」「論争する」
という場合に、よく使われる表現です。
また、
head to head は
「頭をつき合わせて」→「向かい合って」「正面から」
という言い方。
そこで、
go head-to-head だと
「正面から立ち向かう」「直接ぶつかり合う」→
「直接対決する」
というわけですね。
「鍵」「キー」の意味で知られる
名詞 key。
「鍵となる」「重要な」「主要な」「必須の」
といった形容詞としても用いられます。
今日の場合は
key policy issues で
「重要な政策課題」「主要な政策課題」
となっています。
本文後半
during their first debate as presidential candidates Tuesday night in Philadelphia
の部分は、直訳すると
「火曜日の夜のフィラデルフィアでの彼らの大統領候補者としての初めての討論会の間に」。
すなわち
「火曜日夜にフィラデルフィアで行われた両者による初の大統領候補討論会で」
ということですね。
バイデン大統領の大統領選撤退後、新たに民主党指名候補となったハリス副大統領と、共和党指名候補のトランプ前大統領とのテレビ討論会。
11月の選挙まで8週間・・・
2人の直接対決はこれが最初で最後とも言われています。
今回の討論会では、米メディアの多くはハリス副大統領が優勢だったと伝えています。
■編集後記
過去のネガティブなことにフォーカスするトランプ氏に対して、ハリス副大統領は “turn the page” 「心機一転」「前に進みましょう」という将来に向けたポジティブなメッセージを繰り返していました。今回の討論会では、ハリス氏に比してトランプ氏の”老い”も目立ちました。討論会後のCNNの調査では、ハリス氏優勢がハリス氏が討論で勝利したとする回答が63%で、トランプ氏(37%)を大きく上回っています。実際の選挙ではもっと僅差の勝負になるように思いますが・・・
(裏)山での生活が続いています。突如雨が降ったと思いきやその後すぐに晴れ渡ったり・・