Death Toll in Haiti Quake Surpasses 1,400
The death toll from a magnitude 7.2 earthquake in Haiti soared to at least 1,419 Monday as search and rescue efforts intensified ahead of an approaching tropical storm.
■チェック
・death toll 死亡者数
・quake(=earthquake) 地震
・surpass ~を超える
・soar to ~まで増加する
・search and rescue efforts 捜索救助活動
・intensify 強くなる、激しくなる
・ahead of ~を前に
・approaching tropical storm 接近する熱帯低気圧
■対訳
「ハイチ地震、死者1400人超える」
月曜日、ハイチで発生したマグニチュード7.2の地震による死者は少なくとも1419人まで増加した。現地では熱帯低気圧の接近を前に、さらに懸命な捜索救助活動が続いている。
■訳出のポイント
death toll は
事故、災害などによる 「死亡者数」
を意味する言い方。
英字新聞でも頻出の重要表現。。。しっかり再確認を!
death toll from ~ で
「~の死亡者数」 「~による死亡者数」
になっています。
soar はもともと
鳥、飛行機、ボールなどが
空高く 「舞い上がる」 「飛翔する」 「上昇する」
という動詞です。
ここから、
物価、利益、数値などが 「急に上がる」 「急増する」
という意味でもしばしば使われます。
今日の場合は、
地震による死亡者数が 「急増する」 という文脈で、
soared to at least 1,419 で
「少なくとも1419人まで増えた」
という意味合いになっていますね。
effort は
「努力」 「骨折り」 「奮闘」 「頑張り」
を意味する名詞。
efforts と複数形で
懸命な 「取り組み」 「活動」
というニュアンスで使われる場合も多いので注意しましょう。
とくに
search efforts 「捜索活動」
rescue efforts 「救助活動」、
さらには、これらを組み合わせた
search and rescue efforts 「捜索救助活動」
という言い方は、英字新聞でも頻出の重要表現となっています。
本文後半の
as search and rescue efforts … 以下は
直訳すると
「接近する熱帯低気圧を前に、捜索救助活動が強くなると同時に」。
対訳では、この部分を独立させて
「(現地では)熱帯低気圧の接近を前に、捜索救助活動が強くなっている」→
「現地では熱帯低気圧の接近を前に、さらに懸命な捜索救助活動が続いている」
としています。
中央アメリカのカリブ海に位置する島国のハイチ。
14日マグニチュード7.2の地震が発生し、16日までに少なくとも1419人が死亡、6000人以上が負傷しています。
この地域の最貧国のハイチでは捜索・救助活動、そして復旧のための人材や設備も十分ではないといいます。
そんな中、17日にはカリブ海で発生した熱帯低気圧 Grace が同国に到来する予測で、捜索救助活動にも影響が出ることが懸念されます。
■編集後記
先月には大統領が暗殺されたばかりのハイチ。政情が混乱している中での今回の大地震・・・泣きっ面に蜂、弱り目に祟り目という感じでしょうか。こういう地域、こういう時に国際社会がしっかり支援の手を差し伸べなければと思います。
今日の動画
https://youtu.be/BavL700ZDBo
昨日の動画(タリバンがアフガン首都制圧)
https://youtu.be/IIaND7CBr-M
(裏)甲子園、今日も順延。本当に雨やコロナで踏んだり蹴ったりの甲子園です・・・