North Korea Fires Suspected Ballistic Missile
North Korea launched a suspected intercontinental ballistic missile towards the Sea of Japan on Thursday morning, just hours after the South Korean and U.S. defense chiefs met in Washington.
■チェック
・fire (=launch) ~を発射する
・suspected 疑わしい
・(intercontinental) ballistic missile (大陸間)弾道ミサイル
・towards the Sea of Japan 日本海に向けて
・defense chief 防衛長官、国防相
・meet 会う → 会談する
■対訳
「北朝鮮が弾道ミサイル発射か」
木曜朝、北朝鮮が日本海に向けて大陸間弾道ミサイルを発射したと見られる。数時間前には、米韓国防相がワシントンで会談を行っていた。
■訳出のポイント
suspected は
「疑わしい」「怪しい」
という形容詞。
はっきりと断定はできないが 「~らしい」「~とみられる」
という意味合いで使われる単語です。
今日のタイトルは
North Kore fires suspected ballistic missile で
「北朝鮮が弾道ミサイルとみられるものを発射する」→
「北朝鮮が弾道ミサイルを発射したとみられる」
ということですね。
inter- は
「~の間」「~の中で(に)「相互に」
という接頭辞。
continental が
「大陸の」
という形容詞なので、
intercontinental で
「大陸間の」
というわけです。
おなじみの形容詞
international も
【inter(~間の)+ national(国)】→
「国家間の」→「国際的な」
という成り立ちです。
ここでは、
intercontinental ballistic missile で
「大陸間弾道ミサイル」
となっています。
ICBM
と略されることも確認しておきましょう。
chief は
集団、組織、団体などの「長」「かしら」
を意味する名詞。
defense chief だと
各国の防衛、国防組織のトップを指します。
すなわち、
the South Korean and U.S. defense chiefs で
「韓国とアメリカの国防相」
というわけです。
meet は
「~に会う」
の意で広く使われる動詞ですね。
英字新聞では
「~と会談する」
という意味合いでも頻出なので、しっかり押さえておきましょう。
10月31日午前7時過ぎ、北朝鮮が平壌付近から日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射したとみられます。
この直前に、米韓国防相が米ワシントンで会談を行い、北朝鮮がウクライナを侵攻するロシアに派兵したことを非難したところでした。
同国が弾道ミサイルを発射したのは、9月18日以降、今年12回目。
今回は過去最長の1時間26分飛翔し、北海道奥尻島の西方に位置する日本の
「排他的経済水域」 exclusive economic zone = EEZ
に落下したということです。
■編集後記
ミサイル能力を誇示し、米韓を牽制する動きかと思われますが、実際にミサイルが落下したのは、日本の EEZ 内。。。日本の防衛は本当に難しい位置にあると思います。
(裏)今日から自転車の危険運転厳罰化。自転車を利用する方はご注意下さい。!