Around 10 Dead in Sweden School Shooting
Approximately 10 people, including the suspect, were killed in a shooting at a school in central Sweden on Tuesday. Authorities have described it as the worst mass shooting in the country’s history.
■チェック
・around (=approximately) 約、およそ
・shooting 銃撃(事件)
・including ~を含む
・suspect 容疑者
・authorities 当局
・describe A as B A を B と表現する
・worst mass shooting 最悪の銃乱射事件
■対訳
「スウェーデンの学校で銃撃、約10人死亡」
火曜日、スウェーデン中部の学校で銃撃があり、容疑者を含む約10人が死亡した。当局によると、同国史上最悪の銃乱射事件だという。
■訳出のポイント
「約~」「およそ~」
に当たる英単語というと
about
がよく知られていますね。
今日のタイトルで登場している
around、
本文で使われている
approximately も
同じ意味でよく使われるので、あわせて確認しておきましょう。
suspect はもともと
「~を怪しいと思う」「~に容疑をかける」
という動詞。
ここから
犯罪などの「容疑者」「被疑者」
という名詞としても頻出です。
動詞の場合は、アクセント(強勢)が
[səspékt]
と後ろに、
名詞のときは
[sʌ́spekt]
と前になります。
英文記事を読む際には、こういった点にも注意したいですね。
authority は
地位などによる「権威」「権力」「影響力」
を意味する名詞。
ここから、
「権限」「職権」「権能」、
それらを示す「認可証」「令状」
といった意味合いにも使われます。
英字新聞ではしばしば
authorities と複数形で
「当局」
に当たる単語として登場します。
本文第2文は直訳すると
「当局は、それ(=学校での銃撃事件)をその国(=スウェーデン)の歴史で最悪の銃乱射事件と表現した」。
すなわち、
「当局によると、同国史上最悪の銃乱射事件である」
というわけですね。
2月4日、スウェーデン警察は、ストックホルムの西約200キロにあるオレブロの学校で銃撃事件が発生したと発表。
容疑者を含め10人程度が死亡したといいます。
この学校は、正規の教育を修了していない、あるいは高等教育を受けるために必要とされる成績が得られなかった成人のための教育機関だそうです。
警察によると、容疑者は単独犯で、現時点では動機は不明なものの、テロの疑いは低いとのこと。
■編集後記
北欧スェーデンというと、”ゆりかごから墓場まで” のように、高税金で社会保障も手厚い福祉の国というイメージがあります。その一方で、高額な税金で(怠惰な)貧困層を養う社会主義的な仕組みだという批判の声も聞きます。また、移民の受け入れにも積極的なので、その結果収入を得られない移民を税金で支えているという国民の不満もあるようです。これまでの報道からは、今回の銃撃事件にこういった背景が関係しているのかどうかはわかりませんが。。。
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