Lightning Strike Killed 11 Taking Selfies in Northern India
A lightning strike killed at least 11 people and injured many more while they were taking selfies in the rain at the top of a watch tower at the 12th Century Amer Fort in Jaipur, northern India on Sunday.
■チェック
・lightning strike 落雷
・take a selfie 自分で自分を撮る、自撮りする
・watch tower 見張り塔、物見やぐら
・12th Century 12世紀(の)
・Amer Fort 【インド】アンベール城
・Jaipur 【インド】ジャイプル
■対訳
「インド北部、自撮り中の11人が落雷で死亡」
日曜日にインド北部ジャイプルで落雷があり、少なくとも11人が死亡しさらに多数が負傷した。これらの人々は雨の中、12世紀に建てられたアンベール城の見張り塔の上で自撮りをしていたという。
■訳出のポイント
lightning は
「稲妻」 「稲光」 「電光」。
そして、名詞 strike が
「打つこと」 「打撃」 「攻撃」 なので、
lightning strike だと
「稲妻が打つこと」 「稲光による攻撃」 → 「落雷」
になるわけです。
selfie は
口語で 「自分で自分を撮影すること」 「自撮り」
あるいは 「自分で撮影した自分の写真」 「自撮り写真」
のことです。
デジタルカメラや携帯電話のカメラ機能で、自分で自分を撮ることができるようになって生まれた slang 「俗語」 で、
意味的には
self-portrait photograph 「自画像写真」
と同じですね。
take a selfie で
「自分で自分を撮影する」 「自撮りする」
という表現になっています。
watch tower は
watch-tower とも記されますが、
「見張り塔」 「望楼」 「物見やぐら」
を意味する名詞です。
fort は
「とりで」 「要塞」 「城砦」。
Amer Fort 「アンベール城」 は
パキスタンと国境を接するインド北部ラージェスターン州ジャイプル郊外にある城郭都市 Amer 「アンベール」 の宮殿。
ラージェスターンの丘陵要塞群のひとつとして
UNESCO World Heritage site 「ユネスコ世界遺産地」
としても登録されている人気の観光地ということです。
7月11日から12日にかけてはインド北部で落雷による死者が続出し、地元メディアによると少なくとも38人が死亡。
アンベール城では、見張り塔の上で自撮りをしていた11人が死亡、その他多数が負傷したというニュースでした。
インドでは季節風モンスーンが吹く6月から9月にかけては落雷が多発。
2019年には2900人超が落雷で命を落としたそうです。
■編集後記
一昨日の夕方からも首都圏のあちらこちらで落雷があったようです。うちのワンコたちもビビってました・・しかし11人の命を奪う雷、どれほど大きなものだったのか想像できません。落雷事故のニュースを聞く度に往年のプロゴルファー、リー・トレビノを思い出す。落雷を受け重傷。しかしその後復帰、メジャーにも勝利。
今日の動画
https://youtu.be/aEN2PPrlyx8
昨日の動画(東京五輪、無観客)
https://youtu.be/bsebyOKwZLI
(裏)東京五輪期間、下道で通勤するルートをグーグル・マップで模索中、中央通り、昭和通りは避ける!