Apple Becomes First $3 Trillion Company
Apple became the first publicly traded company ever to hit a market capitalization of $3 trillion on Monday. The iPhone maker became a $1 trillion company in August 2018 and the first company to be valued at $2 trillion two years later.
■チェック
・trillion 兆
・publicly traded company 上場企業
・market capitalization 時価総額
・be valued at $_ _ドルと評価される → 時価総額_ドルの
■対訳
「アップル、世界初の3兆ドル企業に」
iPhone メーカーであるアップルの時価総額が月曜日、上場企業としては史上初の3兆ドル(約345兆円)に達した。アップルの時価総額は2018年に1兆ドルを突破し、その2年後には世界初の2兆ドル企業となっていた。
■訳出のポイント
$3 trillion company は
直訳すると 「3兆ドル企業」。
つまり
「3兆ドルの価値がある企業」 → 「時価総額3兆ドルの企業」
ということですね。
publicly traded は
「公的に取引された」 「公的に取引されている」 の意。
publicly traded company で
「公的に(株式が)取引されている企業」 →
「上場企業」 「株式公開企業」
という意味になっています。
market capitalization は
market cap
とも呼ばれます。
個別銘柄の株価に発効済み株式数をかけた値のことで、
株式の 「時価総額」
を指すわけです。
その企業のその時の ”価値” を意味する数字としてよく使われていますね。
そこで、
hit a market capitalization of $3 trillion
の部分は
「3兆ドルの時価総額に達する」→
「時価総額が3兆ドルに達する」
となっています。
valued は
「評価された」 という形容詞。
be valued at $_ で
「_ドルと評価された」
という言い方です。
とくに、今日の記事のように、
株式・金融関連の文脈では
企業(の時価総額)が 「_ドルと評価された」 →
「時価総額が_ドルの」
という意味でしばしば用いられる言い方となっています。
したがって、本文第2文は
「その iPhone メーカー(=アップル)は、2018年8月に1兆ドル企業となり、その2年後には時価総額が2兆ドルの(世界で)初めての企業となっていた」 →
「(iPhone メーカーである)アップルの時価総額は2018年に1兆ドルを突破し、その2年後には世界初の2兆ドル企業となっていた」
というわけですね。
3日の米ニューヨーク市場で、米アップルの時価総額が一時3兆ドル(約345兆円)を突破しました。
アップルは2018年8月に米企業としては初めての1兆ドル企業となり、2年後の2020年8月には時価総額は2兆ドルに達しています。
そして、今回はそこからわずか1年4ヶ月で3兆ドルに到達。
iPhone などの製品売上が好調なのに加え、App Store などサービス分野での収益力も市場で高く評価されている形です。
そして、コロナ禍の中でも成長が期待できる企業ということで、時価総額増加ペースの加速につながっているのでしょう。
■編集後記
今年もアップルの快進撃は止まりそうもないですね・・・自分を振り返ってみても、パソコン、スマホなど全部アップル製品・・・買い物はアマゾンだし、日本企業のものというのは食品と消耗品くらいか・・・仕事もYouTube、Google、アマゾンがなくてはできない状態。もう日本は米国に経済力で追いつくことはできなくなるのかなー・・・と。
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今日の動画
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(裏)今日は寒の入り。明日木曜はめちゃくちゃ寒くなりそうですね!