New Species of Two-clawed Dinosaur Discovered
A rare new species of two-clawed dinosaur has been discovered in Mongolia’s Gobi Desert. The species is considered unique within a group of dinosaurs known as Therizinosaurs, which stood on their hind legs and typically had three claws.
■チェック
・(rare) new species (希少な)新種
・two-clawed dinosaur 2本爪の恐竜
・Mongolia モンゴル
・Gobi Desert ゴビ砂漠
・be considered ~とみなされる
・unique 特異な
・Therizinosaurs 【恐竜】テリジノサウルス類
・stand on one’s hind legs 後肢(後脚)で立つ
・typically 典型的に、通常は
■対訳
「2本爪の新種恐竜を発見」
モンゴルのゴビ砂漠で、2本の爪を持つ希少な新種の恐竜が発見された。この恐竜は、後肢で立ち通常は3本の爪を持つテリジノサウルス類の中でも、特異な存在とされる。
■訳出のポイント
claw は
鳥獣の「カギ爪」を指す名詞。
two-clawed で
「2本の爪を持った」
という形容詞になっています。
two-clawed dinosaur は
「2本の爪を持つ恐竜」
ということですね。
be considered ~ は
ニュースや報告文で頻出の重要表現。
「~とみなされる」「~と考えられる」「~とされる」
といった意味になっています。
しっかり、押さえておきましょう。
今日の第2文では
The species is considered unique で
「その種(=発見された新種の恐竜)は特異だとされる」
ということですね。
日本語でも
「ユニークな」
という言い方は浸透していますが、
unique の原意は
「唯一の」。
ここから、
「独特の」「特有の」「特異な」「類のない」→
「大変珍しい」「普通でない」
といった意味合いでよく使われますね。
続く within 以下では
“どのように特異なのか” を説明する形。
すなわち
「後肢で立ち、通常は3本の爪を持つテリジノサウルス類として知られる恐竜群の中で(特異だとされる)」→
「この(新種の)恐竜は、後肢で立ち通常は3本の爪を持つテリジノサウルス類の中でも(特異な存在だとされる)」
というわけです。
北海道大の小林快次教授らの研究グループが3月26日、モンゴルのゴビ砂漠で2012年に発見した恐竜の爪などの化石が、長いかぎ爪(=claw)を特徴とするテリジノサウルス類の中の2本指の新種だと判明したと発表。
小林教授によると、これまでに見つかったテリジノサウルス類はいずれも3本指で2本指のものは初めてだそうです。
巨大な羽毛を纏ったナマケモノのような姿の植物食恐竜で、化石の個体は体長約3メートル、体重約260キロで、約9500万年前から8960万年前の白亜紀後期に生息したとみられます。
■編集後記
これからしばらく桜が楽しめる良い季節になりましたね!(今週末は寒いですが)桜の木は基本種(自然な環境で自生)と園芸品種(基本種をもとに改良されたもの)と2種類あり、ソメイヨシノは園芸品種になります。園芸品種の寿命は100年、基本種の寿命は数百年から1000年以上になることも。山梨県武川町の実相寺境内にある山高神代桜は樹齢2000年だとか。。
(裏)実家で直径15センチくらいの小鍋を発見。これでカレーを温めると早い!