Man with Knife Slashes 2 People at Tokyo Subway Station
Two passengers were injured on Wednesday after being attacked by a man wielding a knife at a subway station in Tokyo. A 43-year-old man was arrested at the scene.
■チェック
・slash ~を切りつける
・subway station 地下鉄の駅
・passenger 乗客
・be injured けがをする
・wield a knife刃物を振りかざす
・be arrested 逮捕される
・at the scene 現場で
■対訳
「東京の地下鉄駅で男が刃物で切りつけ 2人負傷」
水曜日、東京の地下鉄駅で刃物を持った男が乗客を襲い、2人がけがをした。43歳の男が現場で逮捕された。
■訳出のポイント
タイトル中の
man with knife では、
with は
【所持・同伴・付帯状況】を表す前置詞で、
「~を持って」「~を身につけて」の意。
すなわち
「刃物を持った男」
ということですね。
一方、本文では
a man wielding a knife
と言い換えられています。
wiled は
道具、武器などを「手に持って使う」「操る」
あるいは
権力、影響力などを「行使する」
という動詞。
つまり、
「力や道具を、意図的に、自分の意思で扱う」
というニュアンスの語ですね。
ここでは、
「刃物を手に持って操る男」→「刃物を持った男」
という意味合いになるわけです。
ニュースでは、攻撃性・危険性を伝える表現として、よく使われる単語となっています。
slash は
「~を切りつける」
という動詞。
stab 「刺す」
に対して、
「刃物で横方向に切る」
というイメージで捉えておきましょう。
日本語では
subway は
アメリカ英語とイギリス英語で違いが出る単語の代表格。
しっかり確認しておきましょう。
アメリカ英語では
subway = 「地下鉄」、
イギリス英語では
subway = 「地下道」「歩行者用地下通路」
の意味になります。
「地下鉄」は
イギリス英語では
underground
を使うのが一般的です。
特に、
ロンドンの地下鉄は
the Underground 、
あるいは
口語では
the Tube
とも呼ばれます。
このあたりもあわせて押さえておくといいですね。
ちなみに、他の都市では
Metro
などの表記も使われます。
今日の場合は、アメリカ英語で
subway station で
「地下鉄の駅」
ということですね。
at the scene は
「現場で」「現場において」。
【事件や事故、出来事などが起きた現場】
を指す表現で、ニュースでも頻出です。
be arrested at the scene で
「現場で逮捕される」
となっています。
5月7日夜、東京メトロ南北線「東大前」駅で、乗客らが刃物で襲われるという事件が起きました。
43歳の男が殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。
容疑者はけがをした乗客と面識はないとみられ、警視庁が動機などを調べているということです。
■編集後記
東京メトロ南北線「東大前」は朝にジョギングする際、時々通るルートです(本郷通り)。地下鉄を利用することはないのですがここでそんな事件があるなんて。。。夜なんてあのへんほとんど歩いてる人いないですしね・・・しかしこれは注意していてもなかなか防ぎようがないです。
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(裏)明日から天気は崩れるとか・・・上野不忍池に蓮の葉が出てきました。