Washington Post Lays off a Third of Staff
The Washington Post, owned by Jeff Bezos, announced it is laying off about one-third of its workforce, shutting down nearly its entire sports section and sharply scaling back its international coverage.
■チェック
・lay off ~を解雇する
・a third (=one-third)3分の1
・owned by~が所有する
・shut down ~を閉鎖する
・nearly ほぼ
・entire 全部の、全体の
・sports section スポーツ部門
・sharply scale back ~を大幅に縮小する
・international coverage 国際報道
■対訳
「ワシントン・ポスト、従業員の3分の1を削減」
ジェフ・ベゾス氏が所有する米紙ワシントン・ポストは、従業員のおよそ3分の1を解雇すると発表した。スポーツ部門をほぼ閉鎖し、国際報道も大幅に縮小するという。
■訳出のポイント
lay off は
人を仕事から「解雇する」
という成句。
fire
あるいは
dismiss も
「~を解雇する」
という意味に使われますが、
これらは、
個人の責任・懲戒のニュアンスが強いのに対して、
lay off は
経営的判断・組織の都合による削減、という含みになります。
今日の記事の文脈は完全に後者ということですね。
shut down は
窓などを「閉める」、
店、工場などを「閉める」「閉鎖する」
電気などを「止める」
といった意味でよく使われる表現ですね。
ここでは、
shutting down nearly its entire sports section
「スポーツ部門のほぼ全体を閉鎖して」→
「スポーツ部門をほぼ閉鎖して」
となっています。
scale は
物・事の「規模」「スケール」
あるいは
「寸法」「縮尺」
といった意味の名詞としてよく知られていますが、
ある基準に沿って
「~を増やしたり減らしたりする」
あるいは
「縮小したり、拡大する」
という動詞としても多用されます。
そして、この場合、
scale up ~
「~を増やす」「~を拡大する」
scale down ~
「~を減らす」「~を縮小する」
という具合に、後ろに伴う前置詞によって意味合いが変わって来ます。
今日の場合は、
scale back
規模、数量を「後ろ向きにする」→
「縮小する」「減らす」「削る」
という表現になっています。
すなわち、
sharply scaling back its international coverage
「国際報道を激しく縮小して」→
「国際報道を大幅に縮小して」
というわけですね。
アメリカの有力紙、ワシントン・ポストが大幅な人員削減に踏み切ったというニュース。。。
対象となるのは従業員の約3分の1で、およそ800人の記者のうち、300人以上を解雇ということです。
スポーツ部門はほぼ全面閉鎖、国際報道部門も大幅縮小され、中東やインド、オーストラリアなど海外駐在記者らが解雇されるそうです。
経営不振が続く同紙を、2013年に買収したアマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏が急激な構造改革を進める中、編集部門との深刻な対立も伝えられていました。
■編集後記
新聞社の経営は本当に難しい時代だと思います。紙からネットに移行しても、料金を払ってまでネット上で特定の新聞を読みたい、と思う読者をどれだけ確保できるか。。。Financial Times や Wall Street Journal などの経済紙やニッチな業界紙以外は、正直難しいのではないでしょうか。。。しかし、欧米、特に米国の解雇は本当にシビアです。今回も、2月4日に幹部が該当従業員にメールで通知。その人たちはその日のうちに私物をまとめて去らなければならなかったはずです。ID なども全て返却させられて、文字通り放り出される感じですね。。。
(裏)昨夜、常磐線で柏まで行ってきました・・常磐線に乗ったのはたぶん人生初です・・