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毎日1分!英字新聞 石田

東証と大証が統合へ

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Japan’s TSE and OSE to Merge

The Tokyo Stock Exchange (TSE) and the Osaka Securities Exchange (OSE) announced on Monday that they will merge by January 2013 to face slowing market conditions in Japan and intensifying global competitions.

■チェック

・merge  統合する
・slowing market conditions  市況の減速
・intensifying global competition  国際競争の激化

■対訳

「東証と大証が統合へ」

東京証券取引所(東証)と大阪証券取引所(大証)は月曜日、日本国内の市況減速および国際競争の激化に対抗するために、2013年1月までに統合することを発表した。

■訳出のポイント

merge は会社などが 「統合する」 「合併する」 という意味の動詞。

TSE は Tokyo Stock Exchange 「東京証券取引所」、 OSE は Osaka Securities Exchange 「大阪証券取引所」 の略。

日本語では 「東証」 「大証」 と略されるので、対訳ではこちらを用いました。

stock は 「株」 「株券」 という名詞としてよく知られていると思いますが、security は通常複数形の securities で 「証券」 の意味になります。

そこで、stock exchange と securities exchange は、どちらも「証券(株式)取引所」。

market conditions は直訳すると「市場の状況」 で、日本語の 「市況」 にあたる言い方です。

slowing market conditions は 「減速する市況」 → 「市況減速」 ということ。

同様に、global competitions は 「国際競争」 で intensifying は「激しくなる」 なので、intensifying global competitions は「激しくなる国際競争」 → 「 国際競争の激化」。

両者はともに 「~に直面する」 「~に取り組む」 「~に立ち向かう」という動詞 face の目的語になっています。

したがって、to face 以下は

「日本国内の市況減速および国際競争の激化に対抗するために」

ということです。

国際取引所連合のデータによると、東証と大証の統合後の新会社に上場する企業の株式時価総額は3億6000億ドル(約277兆円)で、ロンドン証券取引所を抜き、NYSEユーロネクストとナスダックOMX に次ぐ世界第3位の規模となります。

日本国内では人口が減少し、また円高によって成長見通しが悪化する中、システム統合によるコスト削減、そして規模拡大による競争力強化を狙っての経営統合です。

■編集後記

欧州の債務危機により高まる不安を受けてドイツの国債入札も需要が供給を大きく下回りました。
またこれを受けて米国株式相場は続落です。
世界経済全体が暗雲に包まれているような感じですが、昨日、4年前の映画「バブルへGo」を見たのですが、あのような好景気が再び来ることはあるのか、と思いました。
(裏)朝晩はかなり冷え込むようになってきました。寒い!

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