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毎日1分!英字新聞 石田

日本の食料自給率、過去最低の37%

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Japan’s Food Self-sufficiency Rate Hits Record Low 37%
Japan’s food self-sufficiency rate on a caloric basis reached a record low of 37 percent for the fiscal year ending March 2026, farm ministry data showed Friday.

■チェック

・food self-sufficiency rate 食料自給率
・hit (=reach) a record low 過去最低を記録する
・fiscal year 会計年度、年度
・on a caloric basis カロリーベースの
・farm ministry農林水産省(略称)

■対訳

「日本の食料自給率、過去最低の37%」
農林水産省が金曜日に公表したデータによると、日本の2025年度のカロリーベース食料自給率は過去最低の37%だった。
■訳出のポイント
sufficiency は、
「十分な」という形容詞 sufficient
の名詞形で、
「十分であること」「足りていること」の意。
self-sufficiency で、
「自分で十分にまかなえること」→「自給」「自給自足」
self-sufficiency rate だと
「自給率」
の意味になります。
今回の記事では、
food self-sufficiency rate で
「食料自給率」
ということですね。
日本では、この食料自給率の算出方法が主に2つあり、
ここでは、本文にあるように
on a caloric basis
が使われています。
on a caloric basis は
「カロリーを基準にすると」「カロリーベースで」
という言い方。
つまり、
「カロリーを基準に計算すると」
という意味合いですね。
food self-sufficiency rate on a caloric basis
の部分は
「カロリーを基準に計算した食料自給率」→
「カロリーベース食料自給率」
ということですね。
ちなみに、もうひとつの算出方法は
production value basis
「生産額ベース」で、
食料の金額(=生産額)を基準に計算するものです。
fiscal year は
「財政年度」「会計年度」。
今回の記事では
for the fiscal year ending March 2026 で
「2026年3月に終了する会計年度」
としています。
英語圏では、政府や企業によって会計年度が異なることが珍しくないので、
このように
the fiscal year ending ~
「~に終了する年度」
と終了時期を明示する表現がよく使われます。
一方、日本では官公庁や企業のほとんどが4月始まり・3月終わりの年度を採用しているので、日本語訳としては、
「2025年度」
で十分伝わりますね。
farm は
「農場」
という名詞のイメージが強いと思いますが、
形容詞的に使われると
「農業の」
という意味合いになります。
例えば
farm products 「農産物」
farm workers「農業従業者」
という具合に使います。
今回は
farm ministry で
直訳すると
「農業省」。
すなわち、
各国の農業関連を司どる省庁のことを指す言い方ですね。
ここでは、日本の
Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
「農林水産省」
のことを、簡潔に表現しているわけです。
したがって、本文末尾の
farm ministry data showed Friday は、
「(~だと)農林水産省のデータが金曜日に示した」→
「農林水産省が金曜日に公表したデータによると(~)」
となっています。
農林水産省は8月7日、2025年度の食料自給率がカロリーベースで前年比1ポイント低下し、過去最低の37%になったと発表。
政府は食料自給率を2030年度に45%とする目標を掲げていますが、2010年度以降は30%台後半でほぼ横ばい状態が続いています。

■編集後記

2025年度の食品自給率では、コメ=96%、野菜=73%以外は、畜産物=17%、小麦=16%などで、37%という日本のカロリーベースの食料自給率は先進7カ国の中で最も低水準。食料供給のうち、国産で賄えない63%分は米国(26%)、カナダ(11%)、豪州(10%)などからの輸入に頼っています。これらの輸入は紛争や為替変動などの影響を受けやすく、原油などの燃料と同様、低自給率は安全保障上の大きなリスクですね。
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