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毎日1分!英字新聞 石田

メキシコ湾上で熱帯低気圧クローデット発生

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Storm Claudette Brews Over Gulf of Mexico

Tropical Storm Claudette brewed over the warm waters of the Gulf of Mexico on Saturday, threatening to grow to hurricane strength and make landfall near the U.S.-Mexican border within a few days.

◇◆◇◆◇◆

■チェック


・tropical storm 熱帯低気圧、熱帯暴風雨
・brew 起こる
・threaten 〜の[する]恐れがある、兆候を示す
・make landfall 上陸する

■対訳

「メキシコ湾上で熱帯低気圧クローデット発生」

土曜日メキシコ湾の暖かい海水上で熱帯低気圧クローデットが発生し、ハリケーン並の強度に成長しながら数日中に米国・メキシコ国境付近に上陸する恐れがある。

■訳出のポイント
アメリカでは,日本のように「1号」「2号」ではなく人の名前を熱帯低気圧やハリケーンにつけます。
「クローデット」はその名前ですね。
ちなみに北大西洋で発生する場合は harricane 、北太平洋で発生する場合はtyphoon、インド洋のはcyclone、オーストラリアのはwilly-willy です。

triopical storm は熱帯低気圧または熱帯暴風雨で、風速が毎時64−75マイル(毎秒約29−33メートル)の場合、このように呼ばれます。
これ以下の場合はgale (強風)で、以上の場合は hurricane(ハリケーンまたは大暴風)となります。

threaten は「脅す」「強迫する」という意味の動詞です。
場合によっては、「…の恐れがある」という訳がしっくりきます。
特に threaten to …と後ろに動詞の不定形がくる場合も多く、対訳のように「…する恐れがある」となります。

make landfall は「(台風などが)上陸する」というイディオムです。
landfall 自体は「上陸」の他に月などへの「着陸」という意味、さらに「山崩れ」「地滑り」という意味もあるので、注意しましょう。

■編集後記

女性の名前を台風に付けるというのは、今の日本では考えられませんが、昔はあったようです。
有名なのがキャサリン台風(1947年 関東地方を直撃)や、ジェーン台風(1950年、関西地方)。
当時は、河川や山間部の治水が不備なところが多く、多くの命を失いました。
まだ戦後、GHQの影響下にあった日本では仕方なかったのでしょうか?戦前は室戸台風(1934年)など日本名が
使われていました。
室戸台風は主に西日本を直撃しましたが、室戸岬(高知県)では瞬間最大風速84.5m/s という日本の観測史上最高の記録を樹立し、今でも破られていません。というか正しくは、風速計が84.5のところまで記録したのを最後に壊れてしまったのです。
ですから実際はもっと強かったのでしょう。。。
室戸台風では3000名が亡くなりました。

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