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毎日1分!英字新聞 石田

フィンランドの学校で18歳の男子が8人殺害;直前に 『ユーチューブ』 投稿

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18-year Boy Kills Eight at Finnish School after YouTube Post

An 18-year-old male student opened fire at Jokela High school in Tuusula, southern Finland, on Wednesday, killing seven pupils and the headmistress, hours after he had posted footage foreshadowing the massacre on video-sharing website YouTube.

■チェック

・pupil 生徒
・headmistress (女性の)校長
・footage 映像
・foreshadow 前兆となる、予示する
・massacre 虐殺

■対訳

「フィンランドの学校で18歳の男子が8人殺害;直前に 『ユーチューブ』 投稿」

水曜日フィンランド南部トゥースラのヨケラ高校で、18歳の男子生徒が発砲し、生徒7人と校長が死亡した。この生徒は事件の数時間前に、動画共有ウェブサイトの『ユーチューブ』に虐殺を予示する映像を投稿していた。

■訳出のポイント

post はもともと 「柱」 「支柱」 という意味の名詞で、ここからビラなどを「(柱に)貼る」 → 「提示する」 「公示する」 という意味の動詞として使われるようになりました。

最近では、インターネット上に情報などを 「掲載する」 「投稿する」という意味でよくお目にかかります。

pupil は 「生徒」 「児童」 にあたる名詞。

米国では小学生を指し、それ以上年齢が上の場合は student が使われることが多いのですが、英国圏では小・中・高校生をいうときに用いられます。

英語の報道では high school 「高等学校」 になっていますが、今回の事件があった学校はフィンランドの “中高等学校” で、生徒は12歳から18歳ということです。

footage は、長さの単位 「フィート」 foot の後ろに 「集合」 という意の名詞を作る接尾辞 -age がついたもので、もともとはフィートという単位で測った 「長さ」 「距離」 を表す名詞です。

それが、映画フィルムなどの 「フィート数」 「(映画フィルムの)全長」を指すようになり、やがて 「(映画の)一場面」 → 「映像」 「画面」 の意味で使われるようになりました。

foreshadow は fore- + shadow という成り立ち。

shadow は 「影」 という名詞でよく知られますが、動詞で 「 〜 を暗示する」の意味があります。

そして fore- の方は 「前もって 〜 」 「前方の 〜 」 という意味の接頭辞なので、あわせて 「前もって暗示する」 → 「予示する」 「前兆となる」 の意味になります。

この fore- を持つ動詞仲間には、foresee 「前もって見る」 → 「予見する」「見越す」、 forecast 「前もって投げる」 → 「予測する」 「(天気の)予報をする」、foretell 「前もって言う」 → 「予言する」 「予告する」
などがあります。

■編集後記

トゥースラはヘルシンキから約60キロに位置する人口3万5000人の町だそうです。犯人の男子生徒はその後、自分で頭部を打ち、自殺。ところでこの事件について詳しく調べようと、Googleとヤフーで検索しましたが、圧倒的にGoogleのほうが最適なサイトを検索結果に提示しています。
本当に今のヤフーは使い物になりません。

(裏)六本木、豚しゃぶ「だるま」安くておいしいです。

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