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毎日1分!英字新聞 石田

脳に埋め込んだ電極で記憶力が向上

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Electrodes Implanted in Brain Improve Memory

Researchers at Toronto Western Hospital developed the world’s first brain implants that improve memory, a possible door to help people with Alzheimer’s disease.

■チェック

・electrode  電極
・implant  [動詞] 埋め込む
・improve  向上させる
・Alzheimer’s disease  アルツハイマー病

■対訳

「脳に埋め込んだ電極で記憶力が向上」

トロント・ウエスタン病院の研究者らが世界ではじめて、記憶力を高める脳内インプラントを開発した。このインプラントは、アルツハイマー病患者にとって助けになると期待されている。

■訳出のポイント

implant の語源は 「接ぎ木する」 という意味のラテン語 implantare です。

主に医学・歯科の領域で、臓器や皮膚、医療装置あるいは人工歯根などを人の体に 「移植する」 「はめ込む」 「埋め込む」 という意味で使われます。

また、これらの 「埋め込まれたもの」 「移植物」 = 「インプラント」 を指す名詞にもなっています。

昨今では、歯科で埋め込む 「人工歯根」 のことを意味する 「インプラント」という日本語も一般的に使われますね。

文の前半ですが、 the world’s first brain implants 「世界で初めての脳内インプラント」 の部分を忠実に訳すと 「トロント・ウエスタン病院の研究者らが、記憶力を高める世界で初めての脳内インプラントを開発した」となります。

しかし、日本語としては、対訳で採用した 「トロント・ウエスタン病院の研究者らが世界ではじめて、記憶力を高める脳内インプラントを開発した」の方が自然なものになります。

実は the world’s first 〜 という言い方は英字新聞で頻繁に使われるもので、普通の文であれば for the first time in the world というところに、これを使えば単語数(すなわちスペース)がかなり節約できるわけです。

後半部分に登場している door to 〜 は、直訳すると 「 〜 するための扉」ですが、 「 〜 するための道」 「 〜 するための方法」 という意味で使われる表現です。

そこで、a door to help people with Alzheimer’s disease は「アルツハイマー病患者を助けるための方法」 ですが、ここでは door の前に 「可能性がある」 「起こりえる」 という意味の形容詞 possible がついています。

したがって、「アルツハイマー病患者を助けるための方法になる可能性がある」の意味になります。

対訳では 「 〜 する可能性がある」 → 「〜する(かもしれない)と期待されている」と意訳しています。

■編集後記

リスニングって革命的に上達することがあります。突然聞き取れるようになる。
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(裏)土曜日は中洲でかなりお酒を飲み、昨日はふらふらでした。。^^;

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