Europe-wide Food Colorings Ban Call
European food safety watchdog is calling for an EU ban on six artificial food colorings after a UK study found a link with hyperactivity in children.
■チェック
!
・artificial food coloring 人工食品着色料
・ban 禁止
・watchdog 監視機関
・hyperactivity 過活動
■対訳
「欧州全土で食品着色料禁止を要求」
英国の研究で6種の人工食品着色料と子どもの過活動との関連が発見されたのを受けて、欧州の食品安全監視機関がEUにおけるこれら着色料の禁止を要求している。
■訳出のポイント
wide は 「(幅の)広い」 「広範囲にわたる」 という意味の形容詞。
そこで、名詞を前に置いて、「 〜 で広範囲にわたる」 → 「 〜 中の」 という意味の形容詞をつくります。
nation-wide 「国中の」 「全国規模の」、company-wide 「会社中の」「全社をあげての」 という具合です。
今日の場合は Europe-wide で 「欧州中の」 「欧州全体の」 という意味になっています。
動詞 call は 「呼ぶ」 という意味として知られていますが、 「呼びかける」あるいは 「要求する」 というニュアンスでもよく使われます。
名詞としての同様で、「呼びかけ」 「要求」 の意味になります。
watchdog は文字通り 「見張る犬」 → 「番犬」 を意味する名詞。
ここから、 「番人」 「監視人」、あるいは 「監視機関」 という意味にも使われるようになりました。
「監視機関」 は正式には monitoring agency あるいは monitoring bodyですが、ニュースではこの watchdog が頻繁に使われるので覚えておきましょう。
hyper− は 「超」 「過度の」 という意味の接頭辞です。
「活動的な」 という形容詞 active にこの接頭辞がついた hyperactive は「異常に活発な」 「過活動の」 「多動の」 という意味で、とくに子どもが「じっとしていない」 「極度に活動的な」 ときによく使われます。
hyperactivity はこの名詞形で 「過活動」 「多動(性)」 と訳されます。
学習障害のひとつで ADHD というのが一時期よく話題になりましたが、これも Attention-deficit Hyperactivity Disorder 「注意欠陥過活動(多動)性障害」 の略です。
昨年発表された英国の研究では、人工着色料入りの飲料を飲んだ後の子どもたちは、衝動的な行動や集中力の欠如が増加することが示されました。
それを受けて、EU の食品安全監視機関である Foods Standard Agency「食品基準局」 が6種類の人工食品着色料の禁止を呼びかけているということです。
■編集後記
アイ・オズモシスは僕が運営する翻訳会社の取引会社ですから、クオリティの高さは間違いありません。
英作文、英語ライティングが苦手な方に、ぜひお薦めします!
http://www.i-osmosis.jp/itest/eiken_essay_details.html
マスターズ、最後は感動で胸が熱くなりました。
(裏)ドライバーとアプローチ、復活の予兆。。(笑)