Internet Reaches Top of the World
Climbers at the summit of Mount Everest, the world’s highest peak, can now make video calls and surf the Internet on their mobile phones, a Nepalese telecommunications firm Ncell said.
■チェック
!
・summit 山頂
・video call ビデオ電話、テレビ電話
・surf the Internet ネットサーフィンする→インターネットをする
■対訳
「インターネット、世界の頂上まで到達」
世界最高峰エベレストの山頂に立つ登山者は、いまや携帯電話を使ってテレビ電話やインターネットを利用することが可能となった。
ネパールの通信会社 Ncell が伝えた。
■訳出のポイント
call は 「電話」 「電話で話すこと」 という名詞。
そこで、make calls で 「電話をかける」 という言い方になります。
ここでは、calls が video calls になっているので、make video calls で「テレビ電話をかける」 です。
surf はもともと 「打ち寄せる波」 という名詞。
そして、動詞だと 「波に乗る」 → 「波乗りをする」 「サーフィンする」 です。
それが、寄せる波に次々に乗っていくように、テレビのチャンネルを切り替えることを surf the channels というようになりました。
近年は 「インターネットのサイトを次々と切り替えて閲覧する」、「ウェブリンクをたどって次々とページを見ていく」 という意味で、surf the Internet という言い方が非常に一般的になっています。
日本語では 「ネットサーフィンする」 ともいいますが、意味的には「インターネットをする」 「インターネットにアクセスして色々なページを見て回る」 ということです。
これまで、エベレスト登頂を目指す登山者らは、中国移動通信社(China Mobile)が2007年に中国側に設置した衛星電話を使用していました。
しかし、可能なのは音声通話のみ、回線は不安定で通話料も高額でした。
今回は、ネパールの通信会社 Ncell によって、ベースキャンプに近い標高5200メートル地点に高速第3世代携帯電話(3G) の基地局が設置されテレビ電話やインターネットの利用も可能となった、というニュースです。
■編集後記
以前、友達が富士山に登ったのですが、山頂からiPhoneで撮影した写真と一緒にツイートしてたのを思い出しました。
場所と機種によっては富士山山頂付近、電波が入るようですね。。
電波というのは直進性があるので、障害物のない海などは比較的沖まで電波が入るようですね。
時々千葉県の内房で船釣りをするのですけど、船頭さん、携帯電話で他の船の船頭さんと連絡をとっているのを目にします。
(裏)アンジェイ・ワイダの「カティンの森」をDVDで観た。
衝撃。。。