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毎日1分!英字新聞 石田

世界の人口、70億人突破

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World’s Population Hits 7 Billion

The world’s population reached seven billion on Monday, according to the UN Population Fund.

■チェック

・population  人口
・UN Population Fund  国連人口基金

■対訳

「世界の人口、70億人突破」

国連人口基金によると、月曜日に世界の人口が70億人に達した。

■訳出のポイント

population は 「~に住む」 「~に人を住まわす」 という動詞 populate の後に、接尾辞 -tion がついたもの。

-tion は、動詞の後ろについて、状態・動作・関係・結果の意を表す名詞を作ります。

そこで population は populate 「人を住まわせる」+ -tion 「結果の状態」 =「人々を住まわせた結果の住民数」 → 「人口」 「住民数」 ということです。

今日は billion 「10億」 という桁が登場しているので、英語の桁について少しまとめておきましょう。

英語では 「100万」 が million、 「10億」 が billion、 そして「1兆」 が trillion で、これらの間にある桁は、ten million 「10 × 100万」 → 「1000万」、hundred billion 「100 × 10億」 → 「1000億」 のように、前の桁を使って表されます。

一見すると、日本語の桁の呼称とはずれるので混乱しがちですが、実は明確な規則性があります。

大きな数字を表すとき、ゼロが3つ増えるたびにカンマをつけますが、このカンマにあたる桁で新たな名称が導入されるという仕組みになっているのです。
1,000,000,000,000
↑   ↑   ↑   ↑
↑   ↑   ↑   thousand
↑ ↑ million
↑   billion
trillion

もともと million の milli- は 「1000」 という意味のラテン語で、million は 「大きな1000」 の意。

そして billion の bi- は 「ふたつの」 という意味で、 million (大きな1000)に “もうひとつ” の1000、(合計して2つの1000)をかけた 「10億」 の意味になっています。

続く trillion も同様で、tri- は 「3つの」。

つまり、billion にもうひとつ1000をかけて、合計で1000が3つ重なった trillion というわけです。

国連人口基金は、先週発表した2011年版 「世界人口白書」the State of the World Population で、世界の人口が31日に70億に達し、2050年には93億人になるとの予測を示していました。

日本の人口基金東京事務所では、31日に国内で生まれた赤ちゃんに「70億人目の赤ちゃんの一人」 である認定書を発行するそうです。

認定書を希望する両親は、母子健康手帳のコピー等と共に、「赤ちゃんと将来の世界のためにできること」というテーマに沿った行動目標を明記し、郵送かメールで応募するとのことです。

ちなみに、下記の英 BBC の関連記事サイトで自分の誕生日 date of birth (DOB) を入力すると、現在の人口70億の中で、自分が何人目に生まれたかがわかりますよ。

http://www.bbc.co.uk/news/world-15391515

■編集後記

この過去50年間の急激な人口の伸びは、科学技術や医療の発達がやはり大きく貢献しているのでしょうね。
2043年に地球の人口は90億人を突破することが予測されています。
あと32年。
それまで生きていられるか。。

(裏)11月だというのに外は20度。。
半袖でもいけるくらい。。

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