Putin Arrives in North Korea
Russian President Vladimir Putin arrived in Pyongyang early Wednesday to hold a face-to-face meeting with Kim Jong Un during his first visit to North Korea in 24 years.
■チェック
・arrive in ~に到着する
・Pyongyang 【北朝鮮】平壌(ピョンヤン
・hold a face-to-face meeting 1対1の会談を行う
・during ~の間に、~中に
■対訳
「プーチン大統領が北朝鮮に到着」
ロシアのウラジミール・プーチン大統領は水曜日未明、北朝鮮の金正恩総書記と直接会談を行うために、平壌に到着した。プーチン大統領の北朝鮮訪問は24年ぶりである。
■訳出のポイント
arrive は
ある場所に「着く」「到着する」
の意味でおなじみの動詞ですね。
特定の国や都市などに着く場合は
arrive in ~ で
「~に到着する」
となります。
そして、
より具体的な場所、建物(空港、駅などを含む)に着く場合は
arrive at ~
とするのが通例。
しっかり使い分けられるようにしておきたいですね。
early は
「早い」あるいは「早くに」
という形容詞、副詞。
後ろに具体的な曜日が来ると
「〇曜日の早い時間に」「〇曜日早くに」
という言い方になります。
英字新聞では
日本語の「〇曜日の未明に」
に当たる言い方として登場することが多いので、押さえておきましょう。
今日の場合は
early Wednesday で
「水曜日の未明に」
ということですね。
face-to-face は
直訳すると
「顔と顔をつき合わせた」。
つまり、
物理的に「顔を合わせた」→
「向かい合った」「面と向かっての」「対面の」「直接の」
という意味になります。
a face-to-face meeting で
「直接会談」「対面での会談」、
hold a face-to-face meeting で
「直接会談を行う」「対面で会談する」
という言い方になっています。
本文末尾、
during his first visit to North Korea in 24 years
の部分は、
「彼(=プーチン大統領)の24年で最初の北朝鮮への訪問の間に」→
「24年ぶりの北朝鮮訪問中に」。
本文全体だと、
「ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、24年ぶりの北朝鮮訪問中に金正恩総書記と直接会談を持つべく、水曜日未明に平壌に到着した」
となります。
対訳では、わかりやすいように、末尾部分を第2文として独立させ、
「ロシアのウラジミール・プーチン大統領は水曜日未明、北朝鮮の金正恩総書記と直接会談を行うために、平壌に到着した。プーチン大統領の北朝鮮訪問は24年ぶりである」
としています。
ロシアのプーチン大統領が6月19日未明に北朝鮮の首都・平壌に到着したというニュース。。。
同日午後には金正恩総書記との首脳会談に臨むと伝えられています。
プーチン大統領の北朝鮮訪問は2000年7月以来24年ぶりのこと。
ロシアは、ウクライナ侵攻が長期化し兵器不足に陥る中で、北朝鮮から砲弾などを調達しているとされます。
今回の訪問では、そういった軍事面を含めて一層の関係強化を図るものと思われます。
■編集後記
プーチン大統領と金正恩総書記・・・この組み合わせでいいことが起きるとは思えませんね。平等な社会を目指す社会主義国家で(必ずといっていいほど)独裁者が生まれるという皮肉な事実。当該国の国民たちはどう捉えているのでしょうか?
(裏)関東梅雨入りは23日前後みたいですが2週間天気では、毎日雨というわけではなさそうですね。