66 Presumed Dead in Iran Plane Crash
A passenger plane came down in a mountainous region of southern Iran on Sunday. All 65 people on board are feared dead.
■チェック
・(be) presumed (=feared) dead 死亡したとみられる
・come down (=crash) 墜落する
・mountainous region 山岳地帯
・people on board 搭乗者(たち)
■対訳
「イランで航空機墜落、66人死亡か」
日曜日、イラン南部の山岳地帯で旅客機が墜落した。乗っていた66人全員が死亡したとみられる。
■訳出のポイント
presume は
「~を仮定する」 「推測する」 「~と考える」
という動詞。
事実とみなすような根拠があり、強い確信を持っているというニュアンスを伴う語です。
be presumed dead で
「死んだと推測される」 → 「死亡したとみられる」
という言い方になります。
また、本文で使われている fear は
「~だと恐れる」 「~だと懸念(心配)する」
という動詞。
be feared dead で
「死んだと懸念される」 → 「死亡した恐れがある」 「死亡したと思われる」
ということです。
どちらの表現も英字新聞頻出なので、確認しておきましょう。
come down は直訳すると
「下がる」 「降りてくる」
という句動詞。
ここから、
「落ちる」 「落下する」 「墜落する」
という意味でもしばしば登場します。
今日の場合は、飛行機が 「墜落する」、
つまり crash と同義で使われていますね。
on board は
船・飛行機に 「乗って」 「搭乗して」。
person on board で 「乗っている人」 「搭乗者」、
people on board だと複数形なので 「乗っている人たち」 「搭乗者ら」
ということです。
ここでは、
all 66 people on board なので
「全66人の搭乗者たち」 → 「乗っていた66人全員」
というわけです。
米国の NTSB= National Transportation Safety Board
「国家運輸安全委員会」 の調査によると、航空機に乗って死亡事故に遭遇する確率は 0.0009% だそうです。
これは、米国内で自動車による死亡事故に遭遇する確率 0.03% の約33分の1といいます。
それくらい、確率的には低い航空機事故ですが、ニュースではよく聞くような印象があります。
英字新聞でも、つい先ごろ、ロシア旅客機の墜落、日本では自衛隊ヘリの住宅への墜落事故をお伝えしたばかりですね。
■編集後記
航空機の墜落事故というのはなぜか続きますよね。全くない時は長期間耳にしませんがどこかで落ちると他でも落ちる、という感じで連鎖するような気がします。。。乗客、乗務員の方は本当に気の毒ですが・・交通手段で一番安全な乗り物は新幹線だそうです。死亡する確率0%なのだそうです。つまり今まで死亡事故がないということですね。
(裏)日本、あとメダル一つで長野五輪の獲得数(過去最多10個)を抜くのだが