Wreckage of Crashed Japanese F-35A Fighter Jet Recovered
Wreckage from a Japan’s F-35A stealth fighter that disappeared during an exercise over the Pacific Ocean has been recovered, the Ministry of Defense said.
■チェック
・wreckage 残骸
・fighter jet 戦闘機
・recover ~を回収する
・stealth fighter ステレス戦闘機
・disappear 消息を断つ
・the Pacific Ocean 太平洋
・Ministry of Defense 【日本】防衛省
■対訳
「日本、墜落したF35A戦闘機の残骸を回収」
訓練中に太平洋上で消息を絶った日本のF35Aステレス戦闘機の残骸が回収された、と防衛省が明らかにした。
■訳出のポイント
wreckage は
「難破する」 「壊れる」
という動詞 wreck の名詞形。
もともとは
「難破」 「大破」
の意ですが、
難破船の 「漂着物」、壊れたものの 「残骸(ざんがい)」
の意味でもよく使われる単語でもあります。
英字新聞では、今日の記事のように、
飛行機事故などによる機体の 「残骸」
の意味で頻出となっています。
recover の語源は
「回復する」 「取り戻す」 という意味のラテン語 recuperare 。
ここから、
失っていたものを 「取り戻す」 「奪回する」
という意味の動詞になっています。
英字新聞では、
墜落した飛行機の残骸やブラックボックスなどを 「回収する」
の意味でしばしば登場しています。
今日の場合も、
消息を絶ち(墜落したと思われる)戦闘機の残骸を 「回収する」
というわけです。
disappear は
人や物が 「見えなくなる」、視界から 「消える」 「姿を消す」
という動詞。
物が 「消失する」 「消滅する」
人が 「失踪する」 「消息を絶つ」
という意味合いでもよく使われる動詞ですね。
そこで、
disappeared during an exercise の部分は
「訓練中に消息を絶った(F35Aステレス戦闘機)」
ということです。
9日に青森県沖で消息を絶った航空自衛隊の最新鋭ステレス戦闘機F35A。
10日午前になって、現場周辺の海域で尾翼の一部が発見、回収されたというニュースです。
F35Aは空自初のステルス戦闘機として、昨年1月に同三沢基地への配備が始まり、今年3月に第3航空団第302飛行隊が発足したばかりでした。
9日時点で13機が配備されていましたが、空自は残る12機の運用を当面見合わせるとしています。
■編集後記
最近新聞の購読をはじめました。紙の新聞です。ネットのニュースは自分で選別して読むのですが、紙の場合は目に情報が同時にバンって飛び込んできます。このことについてブログを書きましたのでぜひお読みください。
(裏)昨夜浅草で飲みすぎました・・・反省(汗)