New Ebola Drugs Show ‘90% Survival Rate’
Ebola may soon be a “treatable disease” as two of four new Ebola drugs showed promising results in clinical trials in Congo.
■チェック
・Ebola エボラ(出血熱)
・survival rate 生存率
・treatable disease 治療可能な疾患、治る病気
・show promising results 期待できる(有望な)結果を示す
・clinical trial 臨床試験
■対訳
「エボラ熱、新薬が『90%の生存率』示す」
コンゴで行われているエボラ出血熱の臨床試験で、4種の新薬のうち2種が有望な結果を示した。もうすぐエボラ熱は “治る病気” になるかもしれない。
■訳出のポイント
Ebola は
Ebola hemorrhagic fever 「エボラ出血熱」
のこと。
Ebola fever 「エボラ熱」
という言い方もよく使われますね。
survival は
「生き延びること」 「生存」 「残存」。
survival rate で 「生存率」 です。
may soon be ~ は、
「間もなく~である可能性がある」 → 「もうすぐ~になるかもしれない」
という言い方。
そして、
treatable disease が
「治療可能な疾患」 「治る病気」 なので、
本文前半の
Ebola may soon be a “treatable disease”
の部分は
「エボラ出血熱はもうすぐ “治る病気 ” になるかもしれない」
ということです。
「約束する」 「請け合う」
という動詞 promise の現在進行形が形容詞化した
promising は
「前途有望な」 「見込みのある」 「期待できる」。
show promising results で
「期待できる結果を示す」 「有望な結果を示す」
という言い方になっています。
したがって、後半 as 以下は
「エボラ熱に対する新薬4種のうち2種が、コンゴでの臨床試験で有望な結果を示したので」。
本文全体としては
「エボラ熱に対する新薬4種のうち2種が、コンゴでの臨床試験で有望な結果を示したことから、エボラ出血熱はもうすぐ “治る病気 ” になるかもしれない」
ということですね。
対訳では、末尾部分を独立させて2文にしています。
エボラ出血熱といえば、平均致死率が約70%と言われる恐ろしい感染症。
2014年から16年に西アフリカで発生した大流行では、合わせて2万8616人が感染し、1万1310人が死亡した、とされています。
昨年8月からエボラ熱が流行しているコンゴ共和国では、米保健機関や世界保健機関(WHO)による新薬の臨床試験が行われています。
そして、今回は、2種の新薬で
90% Survival Rate 「生存率90%」
という有望な結果が示されたというニュース。
この試験の成果から、
エボラ出血熱が
a preventable and treatable disease
「予防可能、治療可能な病気」
になりつつある・・・と期待が集まっています。
■編集後記
10日からお盆で新潟に帰省しています。これから東京に帰ります。煽り運転で車線を塞ぎ、暴力を振るう映像が流れていますが、このような場合、絶対に止まってはいけません。窓をあけてもいけません。また時々、追い越し車線を走行車線の車と並行に「ゆっくり」走っている車をみかけます。追い越し車線は、追い越したら速やかに走行車線に戻りましょう。程度の差こそあれ、煽られる車に共通の特徴です。
(裏)明日、甲子園台風接近のため中止です。