British Airways to Launch Digital ‘Health Passport’
British Airways is planning to launch an app-based digital vaccine passport in time for the scheduled resumption of international travel on May 17.
■チェック
・British Airways ブリティッシュ・エアウェイズ
・launch ~を開始する → ~を導入する
・app-based アプリベースの
・in time for ~に間に合うように
・scheduled 予定されている~
・resumption 再開
■対訳
「ブリティッシュ・エアウェイズ、デジタル版 『健康パスポート』 導入へ」
ブリティッシュ・エアウェイズは、5月17日に予定されている海外旅行の再開に間に合うように、アプリベースのデジタル版ワクチンパスポートの導入を計画している。
■訳出のポイント
British Airways (=BA) は
その名の通りイギリスの航空会社。
日本では 「英国航空」 と呼ばれることもありますが、
正式名称は 「ブリティッシュ・エアウェイズ」 です。
digital health passport
「デジタル版健康パスポート」
および
digital vaccine passport
「デジタル版ワクチンパスポート」 は
いずれも、アプリまたはオンラインで発行される証明書で、
旅行者の新型コロナウイルス検査の結果やワクチン接種記録が
記載されるものです。
今日の場合は
app-based 「アプリベースの」
と説明されていますね。
つまり、旅行者が自分のスマートフォンにアプリをダウンロードし、そのアプリの案内に従って必要な証明書類などを取得し、これが承認されあれば搭乗許可を示す証明書あるいはQRコードなどが送られてくる仕組みのようです。
resumption は
「~を再開する」 「~を復旧する」
という動詞 resume から派生した名詞で
「回復」 「復興」 「再開」 の意。
resumption of international travel だと
「海外旅行の再開」 です。
そして
scheduled ~ は
「予定されている~」 「計画されている~」 で、
the scheduled resumption of international travel on May 17
の部分は
「5月17日に予定されている海外旅行の再開」
になります。
さらには
in time for ~ が
「~に間に合うように」 「~に遅れずに」
という言い方なので、
本文後半の in time for 以下は
「5月17日に予定されている海外旅行の再開に間に合うように」
というわけです。
デジタル版の健康パスポートあるいはワクチンパスポート導入が各地で始まっていますね。
航空会社各社や各国政府もこれらを活用する方向に動いています。
しかし、現状では検査やワクチンの規定がバラバラである上に、異なるパスポートが色々出回るようになってくると、混乱を招くことも懸念されます。
BA の親会社 IAG の CEO は
「海外渡航のための国際基準が必要になる」
と語っています。
■編集後記
東京五輪が本当に開催されるとしたら、ワクチンパスポートあるいは健康パスポートに類するものが導入されることでしょう。海外渡航、イベント参加などにこういった ID が求められる時代になってしまうかもしれませんね。英国ではパブへの出入りの際にも・・・という話も出ているようです。
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(裏)朝、上野公園ジョギング。ソメイヨシノはまだほぼつぼみ。コマツオトメと陽光桜がきれいでした。