Japan’s Big Earthquake on New Year’s Day: Death Toll Reaches 73
Rescue efforts are still continuing in Japan after at least 73 people were killed in a magnitude 7.6 earthquake that hit the Noto Peninsula in central Japan on New Year’s Day.
■チェック
・big earthquake大地震
・New Year’s Day 元日、1月1日
・death toll 死亡者数
・reach ~に達する
・rescue efforts 救助活動
・still continue 今も続いている
・Noto Peninsula 【日本】能登半島
■対訳
「元日に日本で大地震、死者73人に」
1月1日に日本中部の能登半島で発生したマグニチュード7.6の地震で、少なくとも73人が死亡した。救助活動は今も続いている。
■訳出のポイント
New Year’s Day は
直訳すると「新しい年の日」。
つまり、
「新しい年が始まる日」→「元日」「元旦」「1月1日」
を指します。
death toll は
事故、災害、戦争などによる「死亡者数」「死者数」
を意味する言い方。
英字新聞頻出の最重要表現のひとつですね。
しっかり、再確認しておきましょう。
death toll reaches _ で
「死亡者数が_に達する」「死者が_人になる」
となっています。
effort は
「努力(すること)」「骨折り」「奮闘」「苦闘」
あるいは
「頑張り」「取り組み」
といった意味で幅広く使われる名詞です。
しばしば、
efforts と
複数形で用いられる点にも注意してください。
今日の場合は
rescue efforts で
「救出の努力」「救援の取り組み」→「救出作業」「救助活動」
という意味合いになっています。
本文の後半
(in a magnitude 7.6 earthquake) that hit the Noto Peninsula in central Japan on New Year’s Day
では、
関係代名詞 that は
直前の a magnitude 7.6 earthquake
を受けていますね。
つまり、
「1月1日に日本中部の能登半島を襲った
(マグニチュード7.6の地震で)」
ということです。
本文全体では、
「1月1日に日本中部の能登半島を襲ったマグニチュード7.6の地震で、少なくとも73人が死亡した後で、今も救助活動が続いている」→
1月1日に日本中部の能登半島で発生したマグニチュード7.6の地震で、少なくとも73人が死亡した後で、救助活動は今も続いている」。
対訳では、すっきりとわかりやすい日本文になるように
文頭の
Rescue efforts are still continuing
の部分を独立させ、第2文にしています。
すなわち、
「1月1日に日本中部の能登半島で発生したマグニチュード7.6の地震で、少なくとも73人が死亡した。今も救助活動が続いている」
というわけです。
元日の午後4時過ぎ、石川県能登地方でマグニチュード7.6の地震が発生、同県志賀町では震度7を観測しました。
一時は能登地方に大津波警報が発令されたほか、建物崩壊や火災が相次ぎました。
倒壊した建物の下敷きになるなどして、1月4日の時点で73人の死亡が確認され、石川、富山、新潟など7府県で負傷者は300人を超えているということです。
■編集後記
地震発生時、新潟県長岡市の実家にいました。突然グラグラっと来たかと思ったらかつて経験したことのないような揺れ。ニュースをみたら震度6弱!昨年から度々母の介護で長岡に帰省していますが、東京よりも地震は少なかったです。しかし来るときはでかい。私の実家およびその近辺では大きな被害はなかったようです。棚のモノが崩れ落ちることもありませんでした。テレビは震災一色でお正月のおめでたい雰囲気は消し飛んだ形となってしまいました。本年もよろしくお願いします!
(裏)早く被災地が復興しますように。明日は羽田の日航機事故をお届けします。