Japan Mudslide: 20 People Missing in Atami City
Frantic search-and-rescue efforts continued on Sunday, a day after a massive mudslide hit the popular seaside resort city of Atami amid Japan’s rainy season, killing two people and leaving about 20 others missing.
■チェック
・(massive) mudslide (大規模な)土石流
・missing 行方不明の
・frantic search-and-rescue efforts 懸命な捜索・救助活動
・seaside resort 海辺のリゾート
・rainy season 【日本】梅雨
■対訳
「日本:熱海市で土石流、行方不明20人」
梅雨の最中の日本で、海辺リゾートの熱海市を大規模な土石流が襲った。2人が死亡し約20人が行方不明となっており、発生翌日の日曜日にも懸命な捜索・救助活動が続けられた。
■訳出のポイント
mudslide は
【mud(泥)+ slide(滑り)】 という成り立ちで、
「泥の地滑り」 → 「泥流」 「土石流」 の意。
mudflow とも言います。
また、似た表現に
landslide があり、
mudslide と同義に用いられる場合もありますが、
どちらかというと
日本語の
「地滑り」 「山崩れ」 「がけ崩れ」
に近い表現となっています。
search and rescue は
「捜索および救助」。
search-and-rescue と
ハイフンでつなげると後ろに名詞をとる形容詞になります。
したがって
search-and-rescue efforts は
「捜索および救助の努力(取組み)」 → 「捜索・救助活動」
という言い方になるわけです。
また、
frantic はもともと
恐怖、苦痛、心配、喜びなどで 「気も狂わんばかりの」 「狂気じみた」
という形容詞。
ここから、強意的に
「ものすごい」 「大急ぎの」 「大慌ての」
といったニュアンスでも使われます。
今日の場合は
frantic search-and-rescue efforts で
「(気も狂わんばかりの)懸命な捜索・救助活動」
という表現になっています。
rainy season は
直訳すると 「雨の季節」 「雨の多い季節」。
つまり 「雨季」、
日本でいうと 「梅雨」
に当たる言い方です。
そこで
amid Japan’s rainy season の部分は
「日本の梅雨の最中で」 → 「梅雨の最中の日本で」
ということですね。
3日午前、静岡県熱海市で大雨による大規模な土石流が発生。
同市伊豆山地区の初川沿いで大量の土砂が海に向かって約2キロにわたり流れ、約130棟の建物が被害に遭いました。
翌4日も懸命な捜索活動が続けられ約20人が救出されましたが、これまでに2人が死亡、さらに約20人が行方不明ということです。
■編集後記
これから夏の海水浴シーズンは観光客が増えると思うのですが、国道135号とビーチラインが封鎖となると、伊豆スカイラインから熱海へ抜けるルートが週末は大渋滞か・・熱海は傾斜がきつい山と海が近接しており、山のエリアは多くが土砂災害警戒区域に指定されています。
今日の動画
https://youtu.be/DcJTQAl3Y8A
金曜日の動画
https://youtu.be/gJMglrpz_4s
(トランプ・オーガニゼーションとCFO を起訴)
(裏)空梅雨かと思いきや、やはり甘くはないですね。。ゴルフの予定が立てられません・・・