Record Heavy Rains Across Japan
Persistent torrential rains in wide areas of Japan caused flooding and mudslides throughout the weekend. Highest-level rain warnings have been issued in seven prefectures.
■チェック
・record heavy rain 記録的な大雨
・persistent 持続する
・torrential rain (集中)豪雨
・cause flooding and mudslides 河川の氾濫や土石流を引き起こす
・highest-level rain warning 最高レベルの大雨警報→大雨特別警報
・issue 【動詞】~を発令する
■対訳
「日本各地で記録的な大雨」
日本では週末にかけて広範囲にわたって豪雨が続き、各地で河川の氾濫や土石流が発生した。7県で大雨特別警報が出された。
■訳出のポイント
persist は
「固執する」 「(辛抱強く)続ける」
とう動詞。
ここから、
好ましくない現象などが、普通(想像)以上に 「持続する」「 存続する」
という意味でも用いられます。
persistent は、この動詞 persist から派生した語で、
「しつこい」 「固執する」 「頑固な」
あるいは
普通(予想)以上に 「持続するする」 「永続的な」 「ひっきりなしの」
という形容詞です。
そこで、本文出だしの
persistent torrential rains の部分は
「(予想以上に)持続する豪雨」 「ずっと続いている豪雨」
というニュアンス
in wide areas は
「広い範囲で」 「広域で」。
ここでは
in wide areas of Japan で
「日本の広い範囲で」 「日本の広域で」
ということですね。
動詞 cause は
「~を引き起こす」 「~の原因となる」 なので、
caused flooding and mudslides は
「河川の氾濫や土石流を引き起こした」。
本文第1文全体を訳すと
「週末にかけて、日本の広い範囲で持続する豪雨が河川の氾濫や土石流を引き起こした」 →
「日本では週末にかけて広範囲にわたって豪雨が続き、各地で河川の氾濫や土石流が発生した」
というわけです。
highest-level rain warnings は
直訳すると
「最も高いレベルの雨(に関する)警報」 → 「最高レベルの大雨警報」。
そして、今日の記事は日本の豪雨のニュースですから、
「最高レベルの大雨警報」=「特別大雨警報」
を指しています。
issue は
人・機関が《宣言・命令・警告など》を 「出す」 「発する」
という動詞。
ここでは、
have been issued と
現在完了形の受動態になっていて
「(特別大雨警報が)出された」
ということです。
停滞する前線の影響で、日本各地が大雨に見舞われた週末。
記録的な豪雨で河川の氾濫や土石流が発生した九州北部・中国地方から、15日の大雨エリアは関東や東海地方の太平洋側に移動。
各地で土砂災害などの危険性が高い状況が続いている上に、西日本では週明けもさらに雨予想。。。まだまだ警戒が必要ですね。
■編集後記
九州、そして中国地方の豪雨、数十年に一度あるかないかということでしたが、自治体の避難警報の発信が遅れたりで逃げ遅れ土砂崩れに巻き込まれ命を落とす方が・・この時期になると毎年目にする地域名もあり、本当にやるせない気持ちになります。
今日の動画
https://youtu.be/i_CBNrf34mk
金曜日の動画(名古屋市長が噛んだメダル交換)
https://youtu.be/dPJr9ss5YTY
(裏)まさか8月中旬なのにエアコンを使わなくなるとは・・・