WHO Approves Indian-made Covid Vaccine
The World Health Organization granted approval for emergency use to a coronavirus vaccine developed by India’s Bharat Biotech, Covaxin, on Wednesday.
■チェック
・WHO (World Health Organization) 世界保健機関
・approve ~を承認する
・Indian-made インド製の
・grant approval for emergency use 緊急使用の承認を与える
・(be) developed by ~によって開発された
・Bharat Biotech 【会社名】バーラト・バイオテック
・Covaxin 【薬の商品名】コバクシン
■対訳
「WHO、インド製の新型コロナワクチンを承認」
世界保健機関は水曜日、インドのバーラト・バイオテックが開発した新型コロナウイルスワクチン『コバクシン』の緊急使用を承認した。
■訳出のポイント
動詞 make の過去分詞が形容詞化した made は
「つくられた」の意。
複合語として …-made の形だと
「…でつくられた」「…製の」
という意味になります。
今日のタイトルでは
Indian-made で
「インド製の」
ということです。
American-made「アメリカ製の」
Japanese-made「日本製の」
という具合に応用できるので、しっかり確認しておきましょう。
approve は
「~に賛成する」「~を是認(承認・認定)する」
という動詞。
その名詞形が approval なので、
grant approval to ~ は
「~に承認を与える」
という言い方になります。
そこで、本文の
granted approval for emergency use to a coronavirus vaccine
の部分は
「新型コロナウイルスワクチンに緊急使用のための承認を与えた」 →
「新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を承認した」
というわけです。
そして、続く developed by … 以下は
a coronavirus vaccine 「新型コロナウイルスワクチン」
を説明する文節であり、
「インドのバーラト・バイオテックが開発した
(新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を承認した)」
となっています。
今回 WHO が緊急使用を認めた新型コロナウイルスワクチンは
世界で8例目。
Covaxine 「コバクシン」は、感染力をなくしたウイルスを
投与する
inactivated vaccine 「不活化ワクチン」。
ファイザー製やモデルナ製の mRNA ワクチンとは異なり、2~8度で長期保管が可能なことから、輸送や管理が容易となり途上国へのワクチン供給加速に寄与すると期待されます。
Covaxine は18歳以上を対象に最初の接種から4週間置いて2度の摂取が推奨され、
Efficacy 「有効性」 については
78%ということです。
■編集後記
これまで WHO が承認した新型コロナワクチンは、英国製1、米3、ロシア1、中国2で、それに今回インド製が加わった形です。日本の薬剤開発・承認過程がいい意味で慎重であることは承知していますが、この中に日本製が全くないというのは、やはり忸怩たるものがありますね。国内における科学・医学・技術分野の研究・開発を促進・支援できるよう、国として今何かをしなければ、日本はこの先どんどん後進国になっていくような気がします。
今日の動画
https://youtu.be/O3oi7ESTKd0
昨日の動画(家の大掃除で34カラットのダイヤ発見)
https://youtu.be/O6bkx9LH33k
(裏)日ハム新庄新監督、球団からは10年契約をオファーされたが本人から1年契約でと頼んだそうです。すごい。。