午前の投票後、煙は『黒』

Black Smoke after Morning Votes

Black smoke rose from a Sistine Chapel chimney in the Vatican just before noon Tuesday, indicating that a new pope had not elected by the cardinals in the two morning votes.

■チェック!

・vote 投票
・chimney 煙突
・cardinal 枢機卿

■対訳

「午前の投票後、煙は『黒』」

火曜日の正午直前に、バチカン市国のシスティーナ礼拝堂煙突から黒い煙が上がり、同日午前中2回の枢機卿らによる投票では、新法王が選出されなかったことが示された。

■訳出のポイント

indicating 以下はその前の文全体=「火曜日の正午直前に、バチカン市国のシスティーナ礼拝堂煙突から黒い煙が上がった」が、「示唆している」「示している」ことを説明しています。

ニュース記事では、この形(文のあとにコンマ+動詞ing形でつながれる節が続く)が多用されます。
S + V1, V2(〜ing)… というパターンですね。
この場合は通常、後ろの動詞以下は、前の文章の内容を説明したり、補足したりする役割を果たします。注意して訳しましょう。

ローマ法王の没後、選挙人である80歳未満の枢機卿たちが、新法王を選出するために会議を行われます。
この会議は、concave 「コンクラーベ」と呼ばれます。
日本語にすると「根競べ」みたいで、おもしろいですね(笑)。
concaveでは、投票者の3分の2の賛成票を得る候補者が出るまで投票が続けられます。

投票後に投票用紙 ballot は燃やされますが、新法王が決定しなかった場合は、湿った藁を一緒に燃やして黒い煙をあげますが、決定した場合は乾いた藁を燃やして白い煙をあげるようにします。 

これが、今日の記事の「黒い煙」の背景というわけです。

■編集後記

兵庫県尼崎市で、本日午前9時20分頃、JR福知山線で快速電車が脱線衝突した事故で現時点で37人が死亡、239人がけがという大惨事となっています。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。

今日の記事は、ボツになった記事(4月20日に出す予定だったもの)です。
新ローマ法王はすでに決まりましたが、4月19日の時点では、記事の通り、新法王決定までには時間がかかるだろう、という見通しで記事を作成しましたが、翌日、急遽決まってしまったので、この原稿をボツにしたんです。

でもその後、読者からニュースで放送されているあの煙の意味はなんだったのか?という質問があったり、毎日1分!英字新聞の舞台裏を見せるためにも、原稿を復活しました。

(裏)
読者の方で尼崎市内にお住まいの方、事故現場に遭遇した方、福知山線を日頃ご利用されている方で、今回の事故についてのメッセージがありましたらお送りください。毎日1分!英字新聞上で匿名で公開します。

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