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毎日1分!英字新聞 石田

調査:日本人の有休消化率わずか50%

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Survey: Japanese Use Only 50% of Paid Holidays

Japanese workers use only 50% of their paid holidays, the lowest rate in the world, according to a survey by Expedia.

■チェック

・survey    調査
・paid holidays    有給休暇
・worker    雇用者 → 有職者
・rate    割合、率

■対訳

「調査:日本人の有休消化率わずか50%」

エクスペディアの調査によると、日本の有職者は有給休暇のわずか50%しか使っておらず、有給消化率は世界最下位だという。

■訳出のポイント

holiday は

【 holi- (=holy 神聖な)+ day(日) 】

という成り立ちで、もともとは

「神聖な日」。

ここから、

「祭日」「祝日」 → 「公休日」 「休日」 「休業日」

という意味の名詞になっています。

また、主に英国では、

会社・工場などで個人が取る 「休み」 「休暇」

の意味でも用いられます。

そこで、

paid holiday は 「有給の休み」 → 「有給休暇」

ということです。

ちなみに、米国では 「休暇」 は vacation の方が一般的。

したがって、「有給休暇」 も

paid vacation

と言うことが多くなっています。

use paid holidays は 「有給休暇を使う」 なので、

今日のタイトルは直訳すると

「日本人は有給休暇のわずか50%を使う」。

つまり、

「日本人の有休消化率はわずか50%」

ということです。

worker は 「働く人」。

「労働者」 「雇用者」 といった意味でも用いられますが、

今日の場合は文脈から

「働いている人」 → 「有職者」

と訳しています。

rate は 「割合」 「率」 ですね。

カンマではさまれた

the lowest rate in the world の部分は

直訳すると「世界で最も低い率」 で、

その前登場している 50% を指していますね。

つまり、

「日本の有職者は有給休暇のわずか50%しか使わず、その率(=有休消化率)は世界で最も低い」 →

「日本の有職者は有給休暇のわずか50%しか使っておらず、有休消化率は世界最下位である」

となっています。

今日の話題は、世界最大級の総合旅行サイト Expedia 「エクスペディア」 の日本語サイトが毎年行っている有給休暇についての国際比較調査。

世界30カ国18歳以上の男女有職者約1万5000人を対象とした2017年の調査結果によると、日本の有休消化率は50%で、昨年に続き2年連続で最下位でした。

また、有休の消化に 「罪悪感がある」 と考える人の割合でも、日本が6割強で世界最大。

「休暇中も一日中仕事のメールを

■チェック

する」 と回答した人の割合も、日本人が22%と最も高かったそうです。

■編集後記

ある知人がフランスに住んでいて、年間4ヶ月は休みなのだとか(汗
ワーカホリック日本ですがそもそも働くことを美徳として教育されてきていますし、個人プレーよりもチームとしての連携プレーを重んじる体質があると思いますのでなかなか有給をとりずらい感じになってしまっているのですよね。。。

(裏)朝、夜めちゃ寒いです。風邪ひかないようにしないと・・

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