Japanese Company Unveils Space Viewing Balloon Tours
Japanese startup Iwaya Giken announced its plan to launch space viewing tours on balloon flights.
■チェック
・unveil ~を発表する
・space viewing 宇宙遊覧
・balloon tour(s) 気球ツアー、気球旅行
・startup スタートアップ(企業)
・launch ~を開始する
■対訳
「日本企業、気球による宇宙遊覧ツアーを発表」
日本のスタートアップ企業の岩谷技研が、気球による宇宙遊覧ツアーを開始する計画を発表した。
■訳出のポイント
unveil は
英字新聞では頻出の重要動詞なので、しっかり再確認しておきましょう。
「ベール(覆い)をはずす」 →
これまで知られていなかったこと、新しいこと(もの)などを
「明らかにする」 「公表する」 「発表する」
という意味ですね。
viewing は
「見ること」。
ここから
映画や芸術作品などの 「鑑賞」、
景観や歴史的建造物などの 「観光」 「遊覧」
といった意味合いでも使われる語となっています。
今日の場合は
space viewing で
「宇宙観光」 「宇宙遊覧」
ということですね。
startup は
start-up とも記します。
「始める」 「指導する」 → 「開業する」 「立ち上げる」
という意味の句動詞
start up が名詞転換した語で、
「開始」 「始動」
「新規企業の立ち上げ」 「企業」
あるいは
「立ち上げたばかりの企業」 →
「スタートアップ(企業)」 「新興企業」
の意味になっています。
形容詞的に用いられ
a startup company
と言う場合もあります。
本文頭の
Japanese startup Iwaya Giken は
「日本のスタートアップ(企業)の岩谷技研」
ということですね。
本文末尾の
space viewing tours on balloon flights は
「気球飛行での宇宙遊覧ツアー」 → 「気球による宇宙遊覧ツアー」。
タイトルの
space viewing balloon tours
を言い換えているわけですね。
2016年創業の岩谷技研は、北海道に本社を置くベンチャー企業。
高高度ガス気球と旅行用気密キャビンの設計、開発、製造を行っています。
この岩谷技研が21日、気球による宇宙遊覧ツアーの商用サービスを2023~24年度に開始すると発表しました。
第1期の登場者5人のパイロット候補生の募集も同時に開始したということです。
同社の宇宙遊覧ツアーとは・・・
気球で2時間かけて高度25kmの成層圏へと上昇後、同高度に1時間ほど滞在し、さらに1時間かけて地表へ帰還する
というもの。
一般的な宇宙の定義とされる高度80~100キロ以上には届きませんが、黒い空、青い地球を見下ろす体験ができるそうです。
また、ロケットを用いた宇宙旅行の費用が数十億円なのに対し、同社の旅行代金は1人当たり2500万円で、2030年代には1人当たり100万円程度まで値下げできる可能性があるといいます。
■編集後記
一人100万円で宇宙旅行が出来たら、おそらく希望者が殺到するような予感。おそらくその頃は競合企業も現れてもっと安くなっているかも!?
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(裏) 今日から京都・大阪出張。久しぶりの関西。最近新幹線止まることが多いのでそれだけはないように!