Biden Makes Surprise Visit to Ukraine
U.S. President Joe Biden made an unannounced and symbolic visit to Kyiv on Monday, almost a year to the day since Russia’s invasion of Ukraine.
■チェック
・make a surprise visit to ~を電撃訪問する
・unannounced 予告なしの
・symbolic 象徴的な
・to the day (日数が)きっかり、ちょうど
・invasion 侵攻、侵略
■対訳
「バイデン大統領、ウクライナ電撃訪問」
ロシアによるウクライナ侵攻からほぼ1年となる月曜日、ジョー・バイデン米大統領がキーウへの予告なしで象徴的な訪問を果たした。
■訳出のポイント
make a visit to ~ は
「~を訪問する」
という表現。
単純に意味的を考えると、
visit ~
とほぼ同じですが、英語では
このように動詞と名詞を組み合わせたいわゆる【成句】表現が好んで使われる傾向があります。
その理由のひとつは、
名詞(この場合は visit )の前にさまざまな形容詞を加えることで、多彩な表現のバリエーションを簡単に作ることができるからです。
今日のタイトルの
make (a) surprise visit to ~
「~への突然の訪問をする」 → 「~を電撃訪問する」、
本文の
make un announced (and symbolic) visit ~
「~へ予告なしの(象徴的な)訪問をする」
などは、格好の例になっていますね。
その他にも、
make a brief visit to ~
「~への短い訪問をする」 → 「~に少し立ち寄る」
make a farewell visit to ~
「~への別れの訪問をする」 → 「~に別れの挨拶に行く」
のように、応用範囲は無限大です。
ぜひ、使えるようにしておきましょう。
to the day は
「1日も違わず」 「きっかり」 「ちょうど」
という表現。
そこで、本文後半の
almost a year to the day since Russia’s invasion of Ukraine
の部分は、
直前の Monday を言い換える文節であり、
「ロシアのウクライナ侵攻から(ちょうど)ほぼ1年(である月曜日)」
ということですね。
アメリカのバイデン大統領が20日、首都キーウを電撃訪問し、ゼレンスキー大統領と会談をしました。
ロシアによる侵攻開始から今月24日に1年を迎えるウクライナ…
今も戦闘が続く首都キーウを訪問することで、両国の結束を再確認し、米国の姿勢は揺るぎないことを内外へ強調した、まさに
a symbolic visit
「象徴的な訪問」
だったと言えるでしょう。
■編集後記
歴代大統領で米軍駐留部隊が不在の、戦争中の国に入っていくのは前例がないのでは?空襲警報が鳴り響く中、ゼレンスキー大統領と歩く姿は印象的でしたね。今回はエアフォースワンでポーランドに入り、そこから10時間の鉄道でキーウへ入りました。同行を許された記者は2名のみ。それも、「ゴルフトーナメント到着案内」というメールで詳細が送られたようです。なんだか映画を見ているようです。
街には確実に海外旅行客が増えていますね。日本にいながらにして英語力を身につける最高のタイミング到来です。
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(裏) 昭和残侠伝シリーズを見てます。若かりし高倉健、最高ですねー・・・